ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

「アサシンクリード:オデッセイDLC『最初の刃の遺産:EP1』」感想

 タイトル長っ。ほぼ、ただの日記です。

 

 PS4Proに換えた恩恵を感じるべく、「アサシンクリード:オデッセイ」のDLC第一弾をプレイした。今日はその感想。

 

相変わらずよくわからんが大体わかる

 DLCは、マケドニアの地から始まる。

www.youtube.com

 本編でのマケドニア地方は、終盤に少し関わっただけで、あまりコンテンツのなかった地域。DLCではガッツリとメインの舞台になる。

 マケドニアの地で、虐殺が行われている現場に遭遇するところからスタート。虐殺を主導する「猟人」と呼ばれる組織との戦いを軸に話が展開する。

 猟人を追跡することで、猟人に敵対するダリウス親子と出会う。ダリウスは後にアサシン教団へと受け継がれるアサシンブレードを装備していた…。というような流れ。

 会話の細部が曖昧というか、文脈が強引に感じられる場面が多く、大体わかるけどお前ら何言ってんだ?というところもそこそこあった。まぁ、これは本編も同じだったので、特段気になるほどではなかったが。

 

 

やることは変わらない

 舞台が変わっても、やることは本編とさして変わらない。

 本編ではコスモスの使徒を探し血祭りにした。その相手が猟人組織に変わったというだけではある。しかし、敵の組織図を少しずつ切り崩していくのはやっぱり楽しい。

 アップデートで追加された死体消去スキルのおかげで、暗殺が更に楽になり、最早敵なし。透明化してロックオンを外して来る敵なども登場するが、一過性のボス戦のみなので、大きな目新しさはなかった。

 

 

楽しい歴史ネタ

 とりあえず一本目の歴史ネタは、アケメネス朝クセルクセスの暗殺(回想シーン)。クセルクセスはなんだか暗愚な征服王みたいに描かれていたが、それはそれとして。クセルクセスの暗殺を主導した暗殺集団同士の分裂が描かれ、それが今回のDLCでの戦いにへとつながる。猟人も古代文明に関わりがありそうだし(むしろあってくれ)今後のエピソードはそのあたりも期待したい。

 3部構成となっているDLCエピソードの1本目ということもあり、まずは小手調べという印象が強かった。今後、猟人との闘いがどう激化するのか、楽しみではある。

 

 

アップデート

 DLCに前後してゲームシステムにもアップデートが入っている。

www.youtube.com

 追加クエストはまだ未プレイ。というか、前からアップデートされていたの含めて、あるの気付かなかったよ。もっと目立つように表示してくれ!

 一番の目玉は、レベルキャップの開放と、熟練度システムの追加だろう。

 熟練度システムは余ったアビリティポイントを使って、各種パラメータを更に強化できるもの。あくまでパラメータの強化なので、ゲームプレイを劇的に変えるような要素は全くないが、経験値に意味が出るのはありがたいところ。とりあえず、暗殺力を更に高め、ウォーリアーにもちょろちょろ振っておいた。力こそパワー。

 

 

 

今日は以上。

PS4をProに変えた話 + 短い感想2本

 「レッドデッドリデンプション2」をクリアしてから、燃え尽きて、主に溜まった本を読んでました。

 ※書き終わってから気づいたけど、何故か今回、文体が丁寧で、書き終わるまで気付かなった自分に笑ってしまった。

 

PS4をproに

 見出しそのままです。

 PS4をproに買い替えました。

 嫁さんが「アストロボット」を少し遊んで、VRを買うのに前向きだったことを追い風に、キャンペーンやらセールやらを利用して買いました。

 PS5が発表されてしまったら、PS4proを買う踏ん切りがつかないまま、向こう1~3年、ズタボロのPS4を使い続ける~~というシナリオを想像してゾッとした、というのが一番の理由。

 

 PS4からPSproへの移行作業は非常にスムーズで、開梱からデータ移行待機まで30分ちょい。そのまま2時間くらい放置してたらデータ移行も終わってました。直近でデータを整理した直後だったから、ってのが大きいと思うけど。

 移行後、せっかくなので少し「アサシンクリード:オデッセイ」を触ってみました。DLC第一弾も来てたしな。

 会話前のローディングや、ファストトラベル後のローディング時間はPS4と然程変わらず(体感)。しかし、フレームレートがド安定して、テクスチャの読み込み遅延もほぼなし。描画が滑らかなおかげで操作性がめちゃくちゃ上がって感じられる。うわぁーこれで全編やりたかったー。

 ついでに「レッドデッドリデンプション2」も少しプレイ。こちらはもともと動作がリアル寄り=もっさりしているので、操作面はほとんど変わった印象がなかったのだが、カメラが寄った際の、テクスチャ、質感向上に大きく貢献している。少し触った範囲だと、ショップのカタログが最初から高解像度。服装チェンジも遅延一切なし。陰影が強く当たらない場所でも、人物のディティールがしっかりしている。そして何より、馬の筋肉の躍動がすごい。そんなとこに力を入れていたのか…。馬の毛表現もパワーアップ。

 「これはもうPS4に戻れない!」というと、完全に言いすぎだが、確実に違っているところが目につくし、フレームレートの安定は、ゲームプレイの印象も良くなる。フレームレートがめちゃくちゃ大事であろう、来年3月に発売を控えた「デビルメイクライ5」などを考えても、今買っておいて良かったと思えました。

 

 

「レッドデッドオンライン(ベータ)」雑感

 RDR2で燃え尽きた、と書いたが、全くゲームしなかったわけではないので、短い雑感として書いておきます。

 

 まずはRDR2のオンライン「レッドデッドオンライン(ベータ)」

 本編と全く同じ舞台、同じ品質で、オンラインプレイが出来る。これだけでなかなか脅威的。ただ、現時点ではベータ版ということもあって、コンテンツが貧弱。あくまでベータだからしょうがないんですが。

 オンライン用のCOOPミッションはすぐに終わってしまう。対戦・レースなどは楽しそうだが、これをやるならスマブラするわい、という気持ちも湧く(個人のえげつなく乱暴な感想です)。

 各種行動で経験値を取得し、ランクを上げて各種要素を開放出来ますが、開放要素がほとんどのアイテムにおよび、ランクがないことには、着せ替えも釣りも出来ません。しかも、獲得できるお金・経験値がえらく渋いせいで、コンテンツの薄さが余計に辛い。

 他プレイヤーがいることで刺激もあるにはあるんですが、野良での撃ち合いに積極的な意味を見出せるほどの報酬もなく、エモートによるコミュニケーションも使いにくいので、いまいち物足りません。

 出来ることが増えるより、出来ない時間の長さが勝ってしまっており、自分には厳しいバランスでした。今、遊びこむのは時期尚早だなと。GTAオンラインと同様に、忘れた頃にプレイしたら別ゲームみたいになってると信じているので、小一年くらい寝かせたいと思います。

 

 

 The MISSING - J.J.マクフィールドと追憶島 」雑感

 五体がバラバラになっても死なない、ボタン一発で全身再生、というゾンビみたいな美少女が主人公のパズルアクションです。

 オープニング、主人公がダメージを負うシーンで、想像の3倍グロかったのでビビりました。最初、主人公がまごうことなき美少女なこともあって、自らダメージを負わねばならない場面では、罪悪感もあったんですが、終盤にはすっかり慣れ、何の抵抗もなく回転ノコに飛び込んでたりしたので、不思議なもんです。

 モーションは少し硬く、数か所でフリーズしたかと思うほど画面が止まるなど、技術的に甘く、かと言って、美麗なグラフィックというわけでもない(タイムラプスな空の表現はすごく好き)。リスタートの度にスマホ会話をやり直す必要が出るなど、ストレスを感じる場面も結構あって、ゲームプレイの印象は、微妙っちゃ微妙です。ダメージ状態=主人公の能力種類と考えれば、あともう一種くらい欲しかった気もします。

 パズルとアクションのバランスは悪くなかったですが、時折、妙に難しい場面があって、そういう時はリスタートポイントの遠さが辛かったです。

 ただ、物語の構造は、ゲームプレイと寄り添っており、かなり「強い」です。

 ダメージも、自傷も、死なないことも、再生できることも…ゲームプレイに関わるほとんどの要素が物語と繋がっており、強い爪痕を残してくれました。終盤のヒロイックが過ぎる演出は少しあざとく感じる、だとか、プレイヤーに変な罪悪感を植え付けるのは卑怯にも感じる(自傷行為ゆえに尚更)、とかありましたが、概ね流せるレベルでした。

 個人的に、オープニングのタイトルインする瞬間は、強烈にエモ過ぎて、3度見ても泣きそうになりました。あのシーンだけで買ってよかった。

 

 

 

 

 あと三日で「ジャッジアイズ」が発売。

 それまでは「ケツイ」「スマブラ」「メギド72」などをしたりしなかったりする予定。

 

 

 

今日は以上。

「レッドデッドリデンプション2」感想

 「レッドデッドリデンプション2」をクリア。流石、開発に約8年かけただけあるハイカロリー作品だった。

 以下、プレイ中に書いた感想をまとめなおした程度の内容。

 具体的なことはあまり書いてないが、エンディングなどにも触れているので、未プレイの方は注意を。

 

 正直、あまり考えがまとまっていない。「起こった出来事」をそのまま受け止めるしかない、という感じで。

 なので、いつもにも増して、取り留めない感想。

 

 

プレイ状況

 ストーリーを100%クリア。

 各種チャレンジやコレクションは全く進んでいない。

 プレイ中、寄り道などもたくさんした。が、無軌道な探索プレイだけでは、多数用意されたコレクション要素のリストを前にすると「ミッションを一通り遊んだだけ」と思える。

www.youtube.com

 

 

冒頭が一番厳しい

 レッドデッドリデンプション2(以下、RDR2)において、最も厳しいのはオープニング直後だ。

 流れもわからないまま、大量の人物たちと共に、雪山という苛酷な環境に放り込まれる。寒さは体力・スタミナを削り、武器も食料も乏しい。名前も顔も一致しない連中が、見知った仲として描かれるシーンを眺め、リニアな進行のミッションを攻略することになる。操作は多く、ミッション中に飲み込んですぐ適応するのは難しい。慣れてしまえば問題ないが、慣れるのに時間がかかるのだ。

 開発が何故、冒頭に雪山というシチュエーションを選んだのかはわからない。歩くにも辛く、寒さは時間経過で体力・スタミナを奪い、資源も不足しがちで、周辺には目印になるような景観も少ない。枝に当たれば雪が落ちる。戸棚の開け閉め、アイテムの取得一つとってもいちいち凝っている。めちゃくちゃよく出来ていることはバシバシ伝わってくる。が、爽快感皆無で、こんなにとっつき辛い導入は今時なかなかないだろう。

 逆に言えば、雪山を抜けたプレイヤーなら、その後のプレイでつまづくことはほとんどないだろう。まるでプレイヤーを篩にかけているような気さえした。クリアまでとんでもなくプレイ時間が必要なことも思えば、ある意味やさしいのかも知れない。

 

 

記号化しない、簡略化しない手触り

 RDR2で、もっとも特徴的なのは、記号化・簡略化が薄いというところだろう。アイテムはいちいちちゃんと手に取って拾う。倒れた人からアイテムを探す時、動物の皮を剥ぐ時、自分の馬から武器を取り出す時、全て別のモーションで表現され、それが完了するまで待つ必要がある。洗練されたシェンムーだこれ。

 宿泊と風呂は別になっており、身体を綺麗にしようと思えば、風呂で身体の各部位を一つずつ洗う必要がある。武器は劣化していくので、定期でメンテナンスしないと十全な性能を発揮してくれないし、メンテナンスではちゃんとガンオイルで銃を磨く必要がある。

 どの動作も、ボタン一発で行えるが、動作が完了するのを見届ける必要がある。自然、ゲームのテンポはのどかになる(銃撃戦時以外)。

 移動についても、ライトにはさせてくれない。ファストトラベルはあるのだが、拠点から出発する際にしか使えず、出先でファストトラベルに相当する、駅馬車・列車は、町・村にしか移動してくれない(そして町の数は便利なほどに多いわけではない)。駅馬車・列車を利用する前には、ちゃんと馬に「ついてこい」と指示するのを忘れてはいけない。指示し忘れると、再度運賃を払って出発地に戻る羽目になったりする(3回くらいやらかした)。

 動作の簡略化を最低限に留め、丁寧(執拗とも)なアニメーションで表現されるデメリットは「面倒くさい」の一言に尽きる。多くのAAAタイトルとは真逆のアプローチで、一方、その恩恵も確かなもので、大いに簡略化されているにも関わらず、そこで「生活し、生きている」という実感がプレイするほどに増す。「生活のために行う行動のほとんどを面倒に感じる人間(=つまり自分のような人間だ!)」が許容できる分量限度まで、生活の面倒を詰め込み、「その世界で生きる実感」の構築を目指したのだろう。その恩恵は、ストーリーにも及び、一言で言い表せない物語に、より一層の深みを与えている。手法としては、然程珍しいものでもないが、このボリュームと密度で堂々とやってのけ、物語を史実のように感じさせるレベルで「重量」を持たせていることにはやはりビビる。

 

 

憂鬱な物語と逃避先としての旅路

 本作の物語は、RDR1の前日譚であるため、結末の見えた物語となっている。主人公たちのギャング団は解散するし、ジョンはいつか政府に利用され、過去の仲間を討ちにいかねばならない。そして、仲間たちも、大半はろくでもない死に方をすることが解っている。

 行く手に悲劇が待ち構えているのを知っているせいで、メインミッション進行中、特に中盤以降は、物語を進めるのが憂鬱でしょうがなかった。何か事を起こすことはすなわち、事態を最悪へ転がしているとしか思えなかった。アーサーがどのように努力しようと、理想的な着地はしないと解っているのが辛い。しかし、どう転落するのか気になってしまって先に進めてしまう。嫌がらせのように、緩慢に、着実に、ギャング団は転落していく。

 本作のミッションはタイトではない。正直、贅肉も多いと感じる。馬鹿馬鹿しいミッションは大歓迎だが、煮詰まって来た状況の中で、特に事態が進展することもない、必然性のよくわからないミッションが発生することも多い。先の「面倒」を同じく、あえて雑味を入れているように感じられる。この余計な雑味のせいで、転落は引き延ばされ、隙間が生まれることで余計に焦れて、早くトドメをくれ!というような謎の飢餓感を感じたりもした。

 メインミッションはおおむね憂鬱だったのだが、幸いにも、本ゲームでは逃避する先が、多量に用意されている。ろくでもない行動を強要されるメインミッションと違い、善行を行う機会も少なくはない。現実逃避のツールとしても有用なゲームをプレイしながら、ゲーム内でさらに逃避をするという事に苦笑いしながらも、本ゲームでは、無軌道な旅路を楽しくしてくれる要素には事欠かない。ランダムイベントは豊富で、テキトーに移動していても結構色々起こる。パターンに限界はあるが、こちらが違う行動を起こせば、違う結果で応えてくれる程度によく出来ている。

 そうして無闇な旅路に飽きたら、メインミッションに戻ることを繰り返し、結末まで辿り着いた。叙情的であると同時に、容赦のない結末。背後に昇る朝陽に、おそらくアーサーは納得していたんだろうと祈るしかなかった。

 

 

長い長いエピローグ

 本作のエピローグはかなり長い。長すぎるほどに長い。

 前作をプレイしている身としては、気が気じゃなかった。エピローグにおいて、かつての仲間との再会は嬉しかったが、彼らはRDR1にはいなかったからだ。いつ凶行が起きるかわからない。平和で退屈で「面倒な生活」だけで埋め尽くされたエピローグミッションをこなしながら、平和を脅かすであろうスキニー・ブラザーズや、追いかけて来る過去に怯えた。

 実際には、肩透かしであり、恐ろしいことは起こらなかった。おかげで、一体何故こんなにエピローグを長くしたのか?と訝しんだほどだ。息子とうまく交流できないジョン(クレイトスかよ)が、平穏な日常をこなすのは非常に困難で、牧場の仕事は、拷問に近い割に、利益は雀の涙ほどであることはわかった。

 結婚指輪を渡すシーンは、陽が沈む前だった。BGMはどこか物悲しく、幸せは長く続かないことを示しているように感じられた。実際、ほどなく、政府の手が伸びて、RDR1の旅路が始まることはわかっている。

 スタッフロールの合間合間で流れる、仲間たちのその後は、本ゲームでも数少ない気が晴れるシーンだ。生き残った仲間たちが、かつての出来事を思い出にしながら、新しい人生を穏やかに生きていく。希望のあるシーンにはかなりほっこりさせられた(スタッフロールが長すぎて、ずっと見ているのが辛く、牧師とカレンのその後は見逃したけど)。そんな仲間たちのシーンに挟まって、合間合間にエドガー・ロスによる追跡が描かれ、最後まで徹底して、純粋にいい気持ちにはさせてくれんな!と苦笑した。

 

 

色んなことを思わされる

 言えることは、途轍もなくハイカロリーなゲームだという事。

 ボリュームも、プレイ内容も、語られる内容もカロリーが高い。

 悪行がたやすく、善行の難しい世界。人は醜くとも、世界は美しい。犯した悪行は簡単に拭えず、負債は転がった分、膨らんで襲って来る。みんな後悔している。後悔しないのは逸脱してしまった人間だけで、そうした逸脱した人に、狂っていない人は容赦しない。

 ウェスタン映画に深い人であれば、より色々思うこともあるんだろう。自分はそこまでのめり込んだジャンルでもないので、そちら方面については何も書けないが。

 爽快感や遊びやすさは二の次になっている。とにかく贅沢に作りこまれた世界。ボートを撃てば浸水してそのうち沈む。建築中の家はそのうち出来上がる。伐採される森は徐々に木の数を減らす。一番簡略化されてるな、と感じたのは、料理くらいだろうか。

 作りこまれた世界が、物語に奉仕していると感じる時もあるし、逆に、物語を無視して、ただ世界がそこにある凄みを感じることもある。

 

 色んな感想が渦巻く。

 30日には全プレイヤーにオンラインが解放される。この物量と密度を咀嚼するには、まだまだ時間がかかりそうだ。

 

 

 

今日は以上。