ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

引き継ぎ時のポイント制度は良い+「デビルサバイバー2」の感想の続きみたいなもの

 昨日感想を書いた「デビルサバイバー2」の別ENDを見るために3周目をプレイ中。

 このゲーム2周目以降のプレイ時は、それまでのプレイで達成した内容に応じてボーナスポイントが加算され、そのポイントを使用して2周目以降のプレイ時に得られるボーナス内容を変更出来るようになっている。
 簡単に言うと「戦国ランス」であったアレと同じですよ。

 引き継ぎポイントシステム(今勝手に付けた)を採用しているゲームがどのくらいあるのか知らないが、マルチストーリー、マルチエンド、やりこみを歌っているゲーム全体で採用した方が良いと思う。
 
 理由は、
 1.引き継ぎポイントを増やすため条件提示によって、やりこめる要素がわかる。
 2.ゲーム全体における達成度合いもわかるためやりこみに入っていきやすい。
 3.次周のプレイ目的に合わせて、ボーナス内容を選択するため「つよすぎてニューゲーム」にならない。

 タクティクスオウガのリメイク版は未プレイ*1なのだけど、あれば周回プレイがもっと楽しくなったり、楽になるよなーと思ったりするし、シミュレーションRPGに限らず、RPGなら特定の隠し武器をアンロックしたり、話の分岐を増やしたり・・・。まぁ有用な使い方をするには、作り手の手間もかかるものの、物語の分岐が肝になっているゲームについてはどんどん取り入れて欲しいと思う。


 さて、デビルサバイバー2のプレイの方は、3周目に突入し、全キャラ揃えての大団円クリアを目指している。
 本当は2周目で狙っていたんだけど、縁を確認してなかったせいで気付くとジョーさんのフラグが完全に破壊されており、諦めざるを得なかったんですね。というかあいつ、かなり序盤からの登場人物の癖に縁上がり辛すぎる。飄々としたキャラだからお話にがっちり絡むイベントが少なくて、ついつい後回しにしちゃったぼくも悪いけども。


 昨日書いた感想では、愚痴が多めになったけど、基本ゲーム部分は1を順当にパワーアップさせててほんと面白い。
 1戦闘におけるユニット数が少ない+コマンドバトルがテンポ良いおかげでサクサクしてるし、敵が固定されてるフリーバトル以外はノンストレスに近い。

 愚痴の理由も、要は「最近のアトラスゲーはなんでも明るくしようとし過ぎてねーか」って部分が大きい。
 ペルソナシリーズなんかは明るい雰囲気になっていく理由がとてもよく解る。あれはコンセプトとして「学園」「青春」なんかの要素があると思うので、そりゃ暗い青春より明るい青春の方が良いに決まってると言うわけだ。
 ただ、デビルサバイバーの場合、コンセプトは「生き残る」という事にあると思う。
 今回も一応、災害と謎の侵略者から種としての生き残りを賭けて戦っている訳で、ヤスダスズヒト氏の絵がいっくらライトで可愛かろうと、本来、やっている内容自体は暗くならざるを得ない。それがどちらかと言うと明るいテンションで進むもんだから悲愴感もいまいちないし、かと言って、飄々と悲惨な出来事が発生する訳でもないので、なんつーか中途半端になってしまっているのだ。
 前作は、キャラクターに関しては生煮え度の高い仕上がりだったが*2真・女神転生1を彷彿とさせるような出来事や要素が盛り込まれ、全体的な雰囲気はきっちりダークだった。その点がコンセプトときっちりマッチしていたと思う。
 続編を作る際、前作と差別化を図る、というのは正しい姿勢とは思うが、コンセプトをぐらつかせてまで差別化する事が良いことにはどうしても感じられなかったのが、不満の原因だ。

 まぁこんなにぐだぐだ言いつのるのも、ベースのシミュレーションRPG部分がうまくまとまってる*3から思う事なんですよ。タクティクスオウガ亜流の中でも群を抜いて良くできてると思うんす。
 マップでの位置取り戦略を距離だけに絞った思い切りの良さや、それを種族スキルと絡める事で、引き継ぎ合体が何なら本シリーズの真・女神転生より面白くしているし、エクストラターンがある事で弱点を突く戦いが熱い。種族スキルの組み合わせと、弱点攻撃が嵌った時の圧倒的な快感は、弱点攻撃の優位性がいまいち地味なSJより余裕ででかい。
 逆に言えば、1時点でほぼ完成し、2ではよりダイナミックな事が出来るようした、という感じなので、伸びしろはいっぱいいっぱいまで使っている気がする。
 次作があるとすれば、戦闘中に直接悪魔を狩って仲魔に出来るシステムを加えたりするくらいだろうか。これ以上余計な手を加える必要がある気がしないのが正直なところだ。
 逆に戦闘以外の伸びしろはなんぼでもあると思う。
 人間キャラは戦闘に出したり、特定イベントで健康度が下がるため、悪魔の力を変換して生命力補給しないと死んでしまうシステムを入れて、特殊ではあるが、より短い単位でのサバイバル感を出すとか。
 災害という方向ではなく、それこそもううざったいほど流行っているデスゲームの方向でサバイバルさせる話にしちゃうとか。

 まぁなんだかんだ言ってまとめると「がんばれアトラス!」ってことです*4

*1: やっぱ自分にとって元の印象が強いとリメイクに手を出すのは怖いですよね。あと、個人的には、基本知ってる内容だと思うと、時間ももったいない気もする。ミンサガくらい良い意味で違うと良いんだけどもさ。

*2: そういえば昨日のレビューではほとんどキャラに触れていないが、ちぐはぐなコンセプトの上に直線的な押し出しのキャラがたくさんいる、というだけの印象で、その点は1からパワーアップした!という気はしなかった。ただし巨乳率は高めである

*3: あーそういえば、そういう気分を葛葉ライドウアバドン王でも味わったな。アレもベクトルは違うものの物語・演出が残念って意味では同じ気分になったわ

*4: この記事を読んだだけでもわかると思うが勿論アトラス信者と呼ばれる程度にアトラスが好きなタイプの書き主です