ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

あっちの人ってハゲ好きなの?

 土日は諸事情でギアーズをプレイ出来ず、かといってダークソウルはサインがなく、侵入ばかりされ、半ば心折れたので、唐突にインファマス2(PS3)をプレイ。

inFAMOUS 2 (インファマス2)|プレイステーション® オフィシャルサイト

 前作は未プレイで、2からやるのもどうかと思ったが、1からプレイする時間もないし、まぁ多分わかんだろ、くらいのいい加減な気持ちでプレイしたのに。


 これが思ったよりよく出来てるでやんの。


 前作時点で結構優秀なレビュースコア*1を出していたため、どんなもんじゃろう、と少なからず期待はしていたが、期待を上回る爽快感。

 ストーリーモードすらプレイが終わっていないので、総括的な感想は後日にするが、サンドボックス=箱庭ゲーム*2と明快なアメコミストーリーの融合で、スカッと仕上がっている。



 (という、前置きを書いたにも関わらず、流し書きをしたらかなり言い尽くししてしまった気がする。筆、すべりすぎ)



 ゲームとしては、SFアメコミでスピード感のあるアサシンクリードを想像してもらうと良い。
 主人公は、もう当然のようにハゲだ。海外の人ってほんと主人公をハゲとかにしたがるよなぁ・・・。タフ=ハゲ、みたいな、強固なイメージが出来上がってる気がする。確かにタフでかっこいいけど。
 そんなハゲは、前作で謎の物体に触れたことから、電気を自在に操る特殊能力を手に入れたらしい。電気を吸収して体力を回復したり、電気を飛ばして攻撃したり、超伝導で電線上を高速移動したり、車を持ち上げて投げたり、電磁衝撃波でオブジェクトを吹っ飛ばしたり、やりたい放題出来る。
 あー、これまさに俺がプレイしたかったノリだー。


 ゲームの各要素も大体出来が良い。


 まず、グラフィックが相当良好。

 前作までのざっとしたあらすじと、現状を解説する、アメコミ調*3のオープニングムービーが終わると、早速ド派手なボス戦で開幕する。
 オマエはゴッドオブウォーか。

 その時点で目に付くのは無駄のないグラフィック。
 めちゃくちゃ凝りに凝ってるが、凝りすぎて見た感じにヘビーってことがない。そして、処理的にも重くない。かなりオブジェクトが多いのに、カメラをグルグル回しても、フレームレートのガタつきを感じない*4
 色味もリアル感重視で乾いた感じではなく、程よくカラフルなアメコミ調を感じる。ちょっとヨーロッパ入ってる*5


 次に触って、とにかく目立つのは操作の軽快さ。アサシンクリードそっくりのフリークライミングシステムと、主人公コール=電気男の能力を活かした特殊移動によって広い街を縦横無尽に移動出来る。
 主人公のモーションも、リアルで重い動きより、スピーディーで軽快な点を強調しており、ストレスがかなり少ない。ロックオンが出来ないのに、特に問題に感じないほどガンガン殴って撃ってが出来る。


 チュートリアル的オープニングバトルが終わり、メインの舞台に入ると気付くのはローディングの少なさ。ミッション前のちょっとした読み込み以外気付かない。


 メインミッション、サブミッションは両方とも淡泊で、GTA4などほどの作り込みは見られないものの、ほとんどがサクッと終わって良い感じ。半分くらいは、お使い的な内容がメインとなるが、この手のゲームでは定番のため、個人的には気にならず。これも、操作・移動が快適なせいだろう。
 お話そのものはアメコミテイストよろしく、シンプルでわかりやすい。宿命の巨大敵が迫ってるので、なんとか倒さないといけないものの、力不足のため、パワーアップを図るが、別の敵がそれを邪魔してる、って話。
 すごく凝ってて魅力的!!ってな話や演出ではないが、プレイを邪魔するわけでなし、没入感もそこそこ。


 ローカライズも相当丁寧に作られている。
 そこそこの時間プレイしたが、字幕間違いなどはほとんど見られず、翻訳のテイストも良い感じに仕上がってるっぽい。
 音声も日本語・英語切り替え可能でいたれり尽くせり。こういう点は容量の多いブルーレイ強みと感じる。
 モブのどうでもいいセリフまできっちり翻訳・吹き替えしてくれているのは大変嬉しいところ。サンドボックスゲームは、容量の許す限りこれを標準にしてもらいたいっす。


 さらに、凝りまくりのこのゲーム、ユーザー自身がミッション制作を出来るらしい。
 いくつかプレイしてみたが、かなり手の込んだものを作ることが出来るようだ。
 NPCを配置して、プレイヤーとの会話まで作れるし、ベースのマップ改変は出来ないものの、オブジェクトの配置で工夫たっぷりなマップも作れるみたい。
 自分自身がどこまで手の込んだミッション作成をするかは、まだ触ってないミッション作成ツールの出来次第になるわけだが、どうせ作るならそこそこ頑張ってみたい気にさせる。


 現時点での問題点は、遠距離移動での面倒くささだろうか。
 GTAなどとは違って、プレイヤーは車に乗ることが出来ないため、移動というと、主人公の特殊能力を活かしたガチ移動オンリーになる。
 確かに、超伝導で電線を滑ったり、ジェットで滑空など出来るものの、完全に移動だけを目的とすると、後半になるほど面倒になって来そうだ。


 あと、サンドボックスゲームではおなじみだが、やっぱり、トロフィーを絡めた収集物が多い。
 集めることに意味がない収集物ではないものの、どうしても集めたくなるか、というと疑問符が付く上に、収集のためのヒントが少ない。スキルアップで探索範囲の拡張(もちろん切り替え付き)があれば、意欲的に集める気にもなるんだが。今のところついでに探してる、という感じだが、300個以上あるとかマジ多すぎるだろ。救済措置あるのかしら。
 こういう収集物+サンドボックスではバットマンがかなりうまかった。リストでどのエリアに何がいくつ残っているかわかるので、大まかながらそのエリアをうろうろする気になれたし。


 つーわけで、意外に楽しかったし、ボリュームもめちゃくちゃある!というわけではなさそうなので、サクサクッと終わらせてみるつもり。

 来週にはデウスエクスも出るしな。

*1: 海外はレビューサイトが多く、その基準も時と場合で様々なため、主立ったレビューサイトの平均値を「メタスコア」として最終的な評価軸にしている。平均値のため、下がりやすいところはあるが、少なくともファーストインプレッションにおいて日本より信頼度が高いと感じるため、うらやましい

*2: アメリカでは箱庭ゲームをサンドボックスゲームと呼ぶ。ジャンルとしてタイトルが充実してきたし、オープンワールドとは厳密に違うため、呼称が必要になったんだろう

*3: 特にDCコミックのテイストを感じる。マービルじゃなくて。どのへんが?と言われると困るけど、なんかそう思った

*4: 爆発時含むエフェクトで多少発生するなど、全くないわけではないが、ほとんど気にならないレベルだと思う

*5: ここで言う「ヨーロッパ」とは「アメリカっていうには上品な色遣いだからヨーロッパだな!」ってくらいの意味。別に空が緑だったり、黒が濃いとかそういう訳では全然ない。だからスプリンターセル:コンビクション辺りも上品なので「ヨーロッパ入ってる」って言っちゃう。いい加減