ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

とにかく説明が嫌い。

 スカイリムっぱなしである。

 というのも、この年の瀬にルータがぶっ壊れたから。オンラインじゃなくて遊べるスカイリムっぱなしになるのもしょうがない。うん、買いに行くのめんどい。


 スカイリムはもう詰め込み過ぎだろ!という調子。
 どこに行ってもどうでも良いクエストからそこそこのボリュームのクエストまで、ぎっちぎち。その密度たるや、フォールアウト3を超えて来た。バグの量も超えて来た。ベセスダによく調教されてるので、問題になってないけど。

 もし近況でスカイリムのこと書いてたら、もうホント毎日ごちゃごちゃ大量の長文が書けたってくらい色んなアホなことが起こる。
 ドラゴンをぶった切ってる時に目の前に首長が飛び込んで来て、切ったら死んじゃった、とか、巨人が襲撃して来る村に意味もなく何度か通ってしまったら無敵の村長残して全滅した、とか、討伐依頼されてたドラゴンがトロールにボコられて死んで、何もしてないのに討伐完了した、とか、コントローラー床に置いたらシャウトしちゃって村娘が丸焦げになりながら町の端までぶっ飛んで大惨事、とか、巨人に殴られたら天空高く舞い上がって、すげえ地面が綺麗だったよ(死)、とか、そんなの連発。
 ええ、非常に楽しいです。


 で、今日のタイトル。俺のことじゃなくて、これは洋ゲー全般の話。

 スカイリムをプレイしていて、思いを強くしたけど、ほんと連中、説明しないよね。
 もう説明するのも、聞くのも大っ嫌いだよね。

 とにかく、どのゲームも大抵、そのゲーム特有の単語が唐突に出てくる。
 スカイリムなんかの場合「なんとかの祠に行ってくれ」「なんとかの祠って何?」「なんとかはうんとかを祀った祠でかんとか的に大変貴重な遺跡なのだ」→うんとかとかんとかの説明はねえのか、みたいな感じ。
 これ「そのゲーム内の住人にとって常識になっている単語は解説なしで使う」っていうことなんだろうけど、これが連続すると「何の話してんだがさっぱりわかんねえ!!」ってなる。

 更に、そこに海外特有の「同じ人物でも何個も名前がある」という現象が何言ってんだかさっぱりわかんねえ状態に拍車をかける。
 スカイリムで言えば、アルゴニアンという種族がいる。こいつは見た目が蜥蜴である。ブラックマーシュという地方出身で、その場所はスクゥーマという麻薬みたいなものの生産で有名になっちゃってる。という設定がある。そして、そうした設定の説明なく、しかしゲーム中の連中はそれを踏まえて「蜥蜴」とか「ブラックマーシュの連中」とか「スクゥーマ漬け共」とかあるいはアルゴニアン自体についた固有名詞で話をする。その場にそいつがいれば、多少話を理解しやすいが、その場にいなかったら一体お前は突然何の話をしてるんですかボケが、である。

 こういった傾向はどの洋ゲーでも大体ある。
 進行がリニアで一本道のアクションゲームなんかでは、比較的マシだが、マルチ性を備えたRPGではこの手の事は日常茶飯事である。


 ただ、間違えてはいけないのは「説明なく出て来た単語は必ずどこかでフォローされている」点。

 プレイヤーが異邦人の場合は、そいつを発見出来るかどうかはともかく、必ず説明してくれるキャラがいる。
 あるいは、プレイし続けていれば、余程の勘違いをしていない限り、だんだんそれが何を指し示すのか見えてくる。そういう風に情報積み重ねれるようになっている。

 こうした作り方になるのは、多分「体験」を重視するから。
 海外の人たちは、ゲーム自体を一つの「体験」として提供する作りにする、って話は折りに触れしているけど、情報の出し方にしても同じなんだと思う*1

 自分の足で移動して話を聞き、自分で選択して話を聞いて、情報を得る。聞いてもいないうちから、わーっと説明セリフで言われるだけだと、なかなか頭に入って来なかったりしても、イベントとして体験すれば、当然、理解した時の印象は深くなる。単語そのものは多少忘れても体験はなかなか忘れない。
 それが積み重なるほど、全体としての印象は強くなる。
 そしていつしか「体験」を通して、その世界特有の知識が身体に入って行き「その世界の住人」になる。

 それを特に実感するのは、後々、再プレイした時。

 イベントの印象を頭に入れた状態で、最初からプレイし、同じイベントを体験すると、全く様相やセリフの聞こえ方が変わったりする。
 ああ、なるほどあの単語ってここで既に言われてたんだ!とか、初回だといきなり聞いちゃってて、伏線になっていなかったセリフの意味が全然変わって聞こえたりする。

 これが顕著だったのはGTA4だろう。
 あのゲームは、各人種、そいつの置かれた状況、アメリカの社会状況を常識として色んな要素を描いている。会話主体で。アメリカの文化に全く親しみがない訳ではないが、細かい人種事情となると全く知識無しの自分にとって、ほぼファンタジー世界と同じ。
 最初は各ミッションで何をするかどうやるか、に頭が行ってるせいで、会話が全く頭に入って来なかった。
 しかし、二度目にプレイした時、ある程度各人間の関係性や、状況が頭に入っていると、一つ一つの会話の重みとおもしろみが全く変わった。結果、GTA4は自分にとって、めちゃくちゃおもしろいテキストのアドベンチャーゲームに変容していた。


 スカイリムも同じような事になる感覚がある。

 たださぁ・・・如何せん物量が半端じゃなさ過ぎる。
 スカイリム規模のゲームになってくると、相当しんどい。
 どうでも良いクエストを放置してすら、どうでも良くないクエストの物量がすごい。
 行くとこ多い、やれること多い。これ、単純な1プレイだと嬉しい悲鳴なんだけど、世界を読み込む、ってプレイを前提にするとえげつない。
 何せ、一つのイベントごとに新しい単語が出て来る。何でそんな抽象的な名前なの、って感じのダンジョン名が出て来たり、突然変な形容詞が出て来たと思ったらそれが名前だったりする。どっぷりプレイしているので、だいぶ把握が進んだが、それでも辞書つけて欲しい!!!と、切に思う。
 GTA4ですら二回プレイするには相当ボリュームのあるゲームだったのに、スカイリムと来たら現状、リプレイ前提のゲームじゃない物の中では最高峰のボリュームだと思う。
 二回目プレイするとかちょっと考えられない。

 誰かもtwitterやらで言ってたけれど、スカイリム、と言わず、エルダースクロールシリーズの資料本、まとめた書籍、電子書籍で販売してくれたら2000円までは出すけどなぁ。
 地方、名前、イベントから検索して、用語の解説、人物の設定確認が出来て、ネタバレはクリックしないと非表示にするようなヤツ。
 ほんと言えば、ドラゴンエイジみたいにゲーム内でフォローしてくれたらもっと良かったと思うけれどもね。


 なので、話は戻るけど、エルダースクロールシリーズの資料本、出してください!*2

*1: こんな事言っておいてなんだけど、強制で説明聞かせる構造にすると、読むの面倒で投げたり、そもそも何もかも本気で文章なんか読んでないやつも多そうだからそういう構造にしてるってのもあり得そう。ま、これは完全な偏見だけど

*2: 前回と同じオチ