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ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

アホはカードスリーブ装着で指が痛い。

カードゲーム 近況

 カードゲームの話、というより、近況。
 


 前回の記事の終わりに「ハートオブクラウン」と購入したと書いた。

 現物が届いてカードとマニュアルを眺めたものの、プレイする程の時間を得られないままにしている訳だが、にも関わらず、お給金が入った勢いそのままに「ドミニオン:基本セット」「ドミニオン:陰謀」を購入していた。

 そもそも、周囲にこうしたゲームを「一緒にプレイしてやるぜ!」「オレもやるぜ!」「待て待て我も混ぜるが良い」と、言い出すような連中がいる訳でもなく、実際にはそうしたやりとりを一人芝居で完全に演じきるような有り様だと言うのに、よくもまぁ次から次へと買ったものだ。


 自分ツッコミを入れたが、言い分がない訳でもない。

 まず、絶版になると、後々どんなにプレイしたくとも、出来ない。どう考えてもユーザーが多いジャンルではないため、再販されないケースはデジタルゲームより深刻である。欲しいと思った時が買い時に決まっている。ドミニオンは既に、ボードゲームカードゲーム愛好家達の間において、一定の支持を得ているため、例外と言えなくはないが、どうやっても母数が少ないため、そのドミニオンにしても拡張キットにおいては、在庫切れ→再販無し、という事態はあり得る。つーか、既に拡張パック「錬金術」は品切れだし「収穫祭」もやばい。
 ハートオブクラウンも、基本セットが再販され、同時購入者が発生した為か、拡張パックが品切れ。悲しい。

 次。時流の流れで古臭くなり、プレイするに耐えなくなってしまう、という点では、そもそもアナログカードを使うプレイ形態の時点で、トランプゲームなどまで、時代に遡っているし、絵、音楽、物語、要素が多いデジタルゲームに対し、カードゲームは絵とルールのみという事で、要素が少ない故、アナログゲームより時流に対する耐久度が高い。
 つまり、今買っておけば何かのタイミングで引っ張り出して遊ぶ事も可能な訳だ。

 よし!出来たー!理論武装したー!俺自身が納得したー!
 そういう訳で心のGOサインが点灯し、予算の許す範囲で、しかし、猛然と購入している訳である。


 さて、購入したが、プレイ出来るメンツもまだぼんやりしており、しかも一人でプレイ出来てもそれをするほどでもない、という現状。さしあたって、このカード自体の保護を考え始めた。

 と、言うのも、ドミニオンに代表されるデッキ構築型ゲームは全て、捨て札のシャッフルがしょっちゅう行われる。序盤など下手すれば毎ターン後にシャッフルする*1
 シャッフル自体が面倒臭い!とか言うような人間ではないので、その事自体は良いんだが、ただ気になるのはカードが劣化しないかコレ?という事だ。

 ぶっちゃけ、くにとりっ!をプレイした時点ではそんなに気にならなかった。
 くにとりっ!のカード図柄は、個人的にあまり好きな絵柄ではなかったからだ。くにとりっ!はデッサンよりもかわいさ重視、ざっくり言ってしまえばかわいい消費型コンテンツ大好きな人たちが好むような絵柄であり、俺は、デッサンがある上でのかわいいの方が好きだし、かわいいより格好いいの方がより好きなタイプだからだ*2
 そんな訳で、シャッフルでいつか発生するであろう劣化を気にしなかったのだが、「ハートオブクラウン」のカードを見てみると、「世界樹の迷宮」の日向悠二さんが一部イラストを担当してたり、そうでなくとも、各種アクションカードが趣があって良い。「埋もれた財宝」というカード名称から想像を連結すれば、伝説のオウガバトル風味すら感じられる・・・。
 そのように、悶々としてるうちに、事情が変わってしまった。

 こうなると、カード劣化に対して対策を打たねばならん。
 そのためには「カードスリーブ」という物があるらしい。
 早速インターネッツで検索をしてみる事にしたが・・・なんかよう解らんな。カードのサイズ別にあるのは良いが、メーカー別にも色々出ており、アマゾンのレビューも参考にして良いのか悪いのか・・・。
 アナログカードゲームと言えば、ゲーム性も何もないカードダスか、観賞用の目的だけで集めた「真・女神転生カードゲーム*3」で、全てが凍りついている人間。その上短気だ。面倒臭くなるのに、それほど時間は掛からなかった。


 という事で、直接現物を見に行く事にした。
 ここで俺がアホだったのは、カードの現物を持って行き忘れた事だ。カードの寸法をメモって行ったが、厚みまでは計算しておらず「少し大きめなら大丈夫だろう」と大きめのスリーブを700枚購入した。
 ところが帰宅してカード数枚にスリーブを被せてみて白目を剥いた。
 若干大きいせいで、シャッフルしづらい!致命的ってほどじゃないけど微妙に鬱陶しいぞこれ!

 しょうがない。今度は現物を持って行って、ピタっと来るものを買おう。
 再度、カード屋を訪れ、今度は直接被せて、ジャストサイズの物を購入。余計な遊びがないので、これならシャッフルもしやすい。

 そして帰宅し、スリーブを被せ始めたのだが、ここで悪魔が囁いた。「でかい方のスリーブどうすんの?・・・スリーブをネットで検索した時にさ・・・二重に被せている人がいたよね・・・?」
 おお・・・!確かにそんな事を言ってる人がいた!確かに二重にした方が保護度合いが高いし、よりみっちりとした装着度合いになるから、シャッフルもしやすいに違いない!!


 こうして苦行が始まった。
 スリーブ被せ始めて既に5時間。
 途中何度もネットに逃げ、他人様のブログを読み耽り、TLを眺めたりしながらの5時間なんだが、しかし5時間。
 我ながらアホ過ぎる。

 スリーブ=小さいナイロンフィルターの袋にカードを入れるだけの作業だが、これがなかなかしんどい。

 そもそも、数が多い。トレーディングカードでお気に入りのデッキカード分だけをスリーブに入れるのとは訳が違う。ハートオブクラウンだけでも300枚である。
 カードぴったりのサイズとは言え、横に1ミリ以下の隙間がある。なので、一枚はすっと入るのだが、これが二重スリーブとなると話は変わる。二枚目のスリーブがギチギチで、おっそろしく入り辛い。しかし、カードに負荷をかけて折り曲げでもしてしまった日には、本末転倒のため、絶対に折り曲げないように、しかし、スリーブには徐々に入っていくように、慎重に力をかける訳だ。
 元々、自分は、精密な作業ほど無闇に力んでしまう。漢字を綺麗に書こうとする余り、5文字書くまでに費やした筆圧で手汗びっしょり。20文字で親指が痛くなり、1ページ埋めて次のページを開くと、全力の筆圧でページが凹み、白紙には見えないようになるため、常に、片方ページだけ埋めるような、変なところだけ几帳面、全体的には多分残念な子だった。客観的には知らないが、俺は今でも俺を残念に思っているところが、ある、よ。
 そんな子供が、大人になってカードにスリーブを二重装着させようとするとどうなるか。
 親指にカードがじんわりめり込んで痛い。すげえ痛いっていう訳じゃないけど、地味に痛い。「いててっ!」とか言わないレベルだけど、心の中で「あ〜・・・・・いて・・・・」とすごいしっとりした雰囲気で痛い。

 痛みだけではない。、かなりの枚数をこなし、150枚近くを被せ終わって気付いた。これ、めちゃくちゃ厚み増してる・・・。
 こんだけ分厚いと、捨て札が大量にある状態になった場合、シャッフルがめちゃくちゃしづらい事は明白。いや、分割して混ぜればいいんだけどさ・・・なんつーか、労力を考えると、ちょっとした痘痕も凹むなぁって・・・。

 しかし、ここまでやったのである。あと残り100枚くらいである。現実問題としては、今、こうして記事を書く事で休んでしまっている訳だが、最後までやりきってしまうつもりだ。少なくとも、ハートオブクラウンだけは、二重スリーブにするつもりだ。利便性とか知った事か、俺はこのカードを綺麗に保存するのだ。
 と、自分を鼓舞して続けようと思う。最低、夜明けまでには終わるはずだ。寝てしまわない限り。


 そういう訳で、たまたまこの記事を見る人がいて、そして、もしその人がたまたまカードにスリーブを装着しようとしているのなら、ご注意ください。
 1パッケージが数百枚のカードゲームで、二重スリーブはほとんど「修行」です。
 覚悟もなく、挑んではなりません・・・。


 そんなアホなやつ、いねぇか・・・。

*1: シャッフルして作った山札からドローを繰り返し、山札のカードが切れたら捨て札をシャッフルして新たな山札とする訳だが、序盤はカード枚数が少ない為、1ターンにアクションが連続するとこういう事もある。中盤以降もデッキを圧縮する闘い方を展開出来たorした場合にも、同じ事があり得る(多分)

*2: だからと言ってゴツい、渋い、が好きな訳でもない。洋ゲー大好きなので嫌いではないが、スラッと緻密な絵の方が好きである。「罪と罰」のD-SUZUKIさん、アニメーターでもある吉成曜さん、漫画家のコザキユースケさん、まぁあの辺が好きである。

*3: 前回の記事では書かなかったが、実は一応、これでゲームをプレイした事がある。のだが、正直楽しいより訳がわからんの一言に尽きた。おそらくカード以外全くの徒手空拳で挑んだ為、カウントするにも全て暗記計算が必要であり、アホには無理だったのが理由であろう