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ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

「メタルマックス2:リローデッド」

 今日もクソ暑いですな。
 鉄は熱いうちに撃て(全門発射)。俺です。

 さて、空き時間にプレイするゲームとして選んだはずが、メインゲームと化し、相変わらず立てた予定なぞ消し飛んだ。じゃあ、予定なんて立てなきゃ良いのにね・・・。
 延々と「メタルマックス2リローデッド」をプレイし、先日、クリア。

 いやー、奇跡のように楽しかった。
 クリア後追加賞金首討伐や、2周目プレイも残ってるけれど、感想のあったかいうちに、さっさと感想文を書きます。


■クリア状況は、一周目ラスボス撃破。
 賞金首は、ピチピチブラザーズ、軍艦キング、U−Uシャーク、ラグナ・ロックを未討伐。
 レベルは105前後。
 3が貸し出し中のため、3からのアイテム転送なし。
 ラスボス撃破時でレベル70前後。
 現在は、レベルメタフィン集めのために、専用のゲパルトを製作中。
 

■そもそもこの時代に復活してる事自体、ひょっとして何かの奇跡。
 ファミコンスーパーファミコン時代にカルトな人気を誇った「メタルマックス」(メタルマックス2時点で既に『カルト』とは言い難かった気もするが)。
 「竜退治はもう飽きた!」「戦車と人間のRPG」などのキャッチコピーでリリースされ、今も続くこのシリーズは、戦車に乗って、荒廃した土地で、大砲を撃ちまくるRPGだ。

 真・女神転生シリーズと同じく、一定数の熱狂的なファンの声に支えられ、新作も出ていたものの、ドリームキャスト版が頓挫したり、ベタ移植されたらバグの嵐だったり、3D化したものの雰囲気が変貌してたり、版権もろもろの問題で、新作が思うように作れなかったり・・・と茨の道が続く有様だった。
 そんな茨の道を戦車でじりじりと踏み越えるように、オリジナルシリーズの名前を冠した新作「メタルマックス3」がDSで発売されたのが、2010年。
 完全新作、オリジナルのメタルマックスが持っていた「殺伐」「荒涼」の雰囲気をしっかりと持ち、ドット絵モンスターもアニメーション、戦車改造バリエーションも圧倒的。
 その上、いまどき珍しいまでの、歯応えも抜群の仕上がりに、オリジナルシリーズファンの自分は、歓喜したものだった。難点もあったけど、好きです3。

 そこから、1年半。

 正直、早くねーか?と思うほどのスピードで、メタルマックス2のリメイクであるリローデッドが発売された。

 メタルマックス3は完全新作だったが、リローデッドは所詮リメイク・・・などと思って、プレイが遅くなってしまったのだが・・・。

 いや、すいませんでした、と土下座するレベルで、素晴らしい内容になっていた。


■美点をだらだらと書いてもしょうがないので、ペルソナ4:ザ・ゴールデンと同じく、箇条書きで列記していく事にする。

 ・オリジナルにあった殺伐・荒涼感が微塵も消えていない。
  「マリアは死んだ!」「噛みかけのガムだよー!」「取れたての奇形魚だよ!」など、オリジナルまんま(たぶん)のテキスト。主人公がしゃべらない事も含めて、オリジナルの雰囲気を完璧にパッケージングしている。
  天ぷらのような死体。あっさりと死ぬクエストキャラ。
  クエストテキストの「目の前でマリアを焼き殺した仇敵テッド・ブロイラー」という説明。
  エルニニョの町の新規イベントのオチなぞ、この世界に相応しいクソっぷり。

 ・メタルマックス3を超える快適さ。
  斜め移動の実装。戦車の改造初期化可能。持ち替え無しで装備可能。ソフトリセット実装。ヘルプの異常なまでの充実。
  どれをとっても、快適さが半端なく、変なシステム上のストレスがほぼ皆無。
  ヘルプの各種事典は、自分がそういうの閲覧マニアなので、特に嬉しい。

 ・サブジョブシステムによる強化。しかし敵も強化。
  メインジョブにサブジョブをセットできるようになり、前作で使いにくかった職業や、スキルも使い道が出来た。もちろん、戦略に幅が出来て、実質、パーティーが強化された。
  ハンターマジックがオート発動で特に最高。
  ヨコヅナオーラ→ドラムストレッチ→台風チョップor暗黒舞踏も最高。
  稼ぎには解体が至宝。

 ・戦車の改造幅が増えた。
  そもそも改造費が大幅に減額。やりたい放題感が本気で大幅にアップ。
  戦車の改造初期化が出来るようになったり、個別に穴改造できるようになったり、Cユニットをダブルで積めるようになったり、魔改造がやりやすく、バリエーションも増加した。
  戦車に複数搭乗も出来るので、迎撃魔改造弾薬無限戦車で、複数回攻撃みたいなロマン攻撃も可能になり、ますます楽しい。ドリル戦車最高。

 ・全体にパーティーが強化・戦略パターン増加にも関わらず、ヌルくない。
  全然ヌルくない。

  序盤はボムポポの一斉爆破で死ねるし、
  かつてはあんなに存在感のなかったサイゴンの奇襲で吹っ飛ばされるし、
  スカンクスは煙幕が有効と解るまで、乱れ投げが脅威だったし、
  戦車から引きずり出したカリョストロの暗黒舞踏は激烈だし、
  ブルフロッグの解体・ジェットセットで戦車一発大破されるし、
  カミカゼよりスクラブードゥーが強すぎ鬱陶し過ぎるし、
  きゃたつらーは謎の超攻撃力でこっちを瞬殺してくるし、
  テッド様は火炎対策しやすい一方、モヒカンスラッガーが遺伝子ごとぶった切って来るせいで相変わらずテッド様だし、
  迎撃無効装備がマシンクラッシャーとドリルだけだったせいでラスボスが迎撃地獄だった・・・。

  対策を立てれば、ボスを中心に、一気に楽勝になる敵も多く、デスペナルティーが、道中行き直しくらいなので、再チャレンジも余裕で、実に心が燃える場面が多い。
  ハンターマジック+発炎筒やら、全車ATパトリオットやら、電撃+ストライク+SEラッシュでの撃破など、工夫がハマっての撃破は最高。
  ジェミナイザーは大破した!
  180ミリスパルクは破損した!
  マシンクラッシャーは大破した!
  ていうか、ウルフVXは大破した!!  ぎゃーーす!!

 ・イベント、クエストの超増加。
  オリジナルの補足イベントを含めて、メタルマックス3にもあったクエストシステムが導入されたことで、ゲーム全体のイベントが超ボリュームで増加している。
  メインストーリーに関係するイベント増加は終盤などに限られているが、破格のボリュームアップ。
  ヴラド関連のイベントは、地味に終盤戦を盛り上げてくれる。

 ・超改造、超レベル上げがしやすくなった。
  LOVEマシンによる敵の強制キラ化(能力アップと引き換えに取得金、経験、ドロップ率アップ)が可能になったため、特定の敵を利用しての、集中金稼ぎや、レベルアップが、容易になっている。
  キラ化した雑魚が化物のように強くなるため、終盤近くでないと出来ないのも良い。
  キラ化のおかげで、超改造のためのレアメタル集めがやりやすくなっており、また限界突破アイテム、レベルメタフィンの収集の多分・・・やりやすくなっている・・・はず。
  なんにせよ、強制キラ化可能のおかげで、メタルマックス3よりも、こうしたやりこみを格段にやる気になった。


■もちろん、多少の欠点もある。
 重箱の隅にはもちろん、多少の欠点もある。
 レアメタル作成時の会話、選択が、相変わらずいちいち面倒くさい。まとめ作成も出来ないので、多量の素材を集めた後は連打連打である。

 また、メタルマックス3から導入された装備品の☆ランク付けが今回も採用されている。
 確かに、レアアイテムの収集熱が上がる人もいるだろうが、ただでさえ取得確率が厳しいアイテムに更に☆ランクが変動で設定されていると、もう面倒なだけの気もしてくる。
 当たり前だが、取得して嬉しい装備ほど、賞金首が所持しており、1体の賞金首は1周1体しか倒せない(ほんとに当たり前だな・・・)。よって、賞金首がドロップする装備の☆3装備を狙うとなると、リセットしてのマラソン討伐が前提になるわけで、賞金首によっては死ぬほど面倒くさい。

 賞金首の数も、もう少し多くてもよかった気がする。
 実質、クリア後の追加賞金首を加えて、メタルマックス3と同じくらいの数であり、ランダムエンカウント系の賞金首を含めて、あと10体ほど欲しかったところだ。
 まぁ、そうは言っても、大して特長もない、しょうもない賞金首をいたずらに増やしたら、その方が困るわ悲しいわ、って話なんだが。

 物語面では、充実していた3を考える(それでも物語主導のRPGに比べると、さらっとしまくっている)と、多少寂しいところもないではなかった。
 特に、アクセルくんとミシアさんは固有イベント+固有グラの仲間にも関わらず、パーティー参加後は、汎用キャラと変わらないのは、少し残念。
 メカニック関係のクエストで何か言うとか、テッド撃破時にミシアが一言言うとか、少しくらいあってもよかった気が・・・。まぁ、そうすると、みんな結局、アクセルとミシア使うか・・・。

■ちょっとした不満を踏まえて次回作に望みたいことを書いてみる。
 まずは当然、賞金首の追加。
 部位破壊で見た目の変わる超重量系の戦車賞金首。増殖・増援で波のように押し寄せる系統のバイオ生物賞金首。弱点属性がローテーションで変わる賞金首。イベントなどで、攻撃内容が変化するパズル色の強い賞金首。
 この辺りの追加が待たれるところ。

 あと、特殊砲弾系の強化。
 正直、主砲やS−E系が強化されているため、セメント弾以外、ほとんど使わなかった。
 ロケット弾やホローチャージなどにもう少し面白効果をつけたりして、使うことの旨みを期待したい。

 レアメタル関係の処理は不満に書いたとおり、もう少しテンポよくやらせて欲しい。
 手持ち素材のまとめ解体、手持ち素材のまとめ合成は出来ても良い気がする。
 逆に、改造ゲージツによる超強化は、満を持してって意味で、今のままでも良い・・・気もする。

 バギー、バイクの身交わし走行を超強化して戦う方法も欲しいところ。
 終盤近くになると、バイクの使用メリットが結構減る。レスラーを使ってたら違うんだろうけど、じゃあレスラー以外だとって考えた場合、出番が必然減る。Cユニットとの身交わし走行ダブル特性で、避けまくり攻撃を持てたり、タイル犠牲の突進攻撃を固有で持てたりしたらもっと面白い気もする。そうでもないのか。


■ほとんど全ての面でメタルマックス3よりもパワーアップしている。
 全敵の戦闘中アニメーション、テンポ・スピード良しの戦闘をベースに、ほとんどの面でメタルマックス3よりもパワーアップしており、かと言ってオリジナル版メタルマックス2の良さも損なわれていない。
 昨今の波に従って安易に自PT強化からヌルゲー化するのではなく、きちんと対策を立てなければジリ貧・全滅必至。逆に、対策を立てれば、余裕の撃破が可能なバランスが最高に頼もしい。
 いくら3があったり、基本オリジナルの2があるリメイクとは言え、リソース面では、相当な部分が新規作り直しであり、3からのリリース速度も異常だし、何より、このご時世、こういうゲームが遊べるのは至福以外の何物でもない。比較的新しいファンも多いペルソナとは訳が違う。

 正直、そんなに本数の出たタイトルでもないだろう。
 しかし、2Dメインのグラフィック、かつ、この貴重なノリや雰囲気である。
 続編でさらに細かな強化を図って欲しいし、無理を通して道理を主砲で撃ちぬいた「メタルマックス4」を、是非、期待したい。