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ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

王様はつらいよ(当然爵位もつらい大体辛い)。

 なるほどこれがストラテジー!!俺です。

 いや、「トゥームレイダー」をクリアしてすぐさま衝動買いした「クルセイダーズキングス2」をプレイしてたんだが・・・これはなるほど厳しいぞ!!


爵位持ちとして栄華を極める=クソ泥臭いドロドロを生き延びるPCゲーム

 クルセイダーズキングス2」

 簡単に説明すると「1000年代のヨーロッパ地図を眺めながら」「縛りだらけの内政を行い」「地道に領土を広げ」「自分の血族を脈々と残す」そういうゲーム
 バイオショックインフィニット、トゥームレイダーと来ていきなりド渋い。だって何か急にやりたくなったんだもの。

 ゲームの雰囲気を掴んでもらうには以下のリンクを見てもらえば良い。

 4Gamer.net ― ヨーロッパ名門貴族の歴史を体験できる「Crusader Kings II」のプレイレポートを掲載。まるでハプスブルク家のように華麗なゲーム

 画面はほぼ地図。戦争になれば兵隊も表示されるけど地図の方がでかい。地図メイン。上記記事のタイトルには「ハプスブルク家のように華麗な」なんて書いてあるが、ドロドロである。ハプスブルクのようにドロドロ濃密な人間関係を妄想出来るシミュストラテジー。

 我ながらなんでもやるな。


■最初はデンマークでスタート

 最初は、アイルランド統一を目指すか、ノルウェーで海賊気分を味わうか迷ったが、アイルランドはクソ狭い中に小国乱立過ぎてしんどそうに見えたし、1066年じゃもうバイキングの時代ももうすぐ終わり・・・ならば、漫画ヴィンランド・サガの歴史の後を我が手で作りあげんと、ここは直系(なはず、多分)のイルヴィングさんが治めるデンマークを選んだ

 しかし、ストラテジーはほぼ初めて(昔、仕事で参考に触ったくらい。RTSはちょこちょこやったが)の俺である。各種画面を眺めて王国の状態を確認するも、何が何やらさっぱり。
 とりあえず、お家運営に重要なアラートや、家臣団からの注文は教えてくれるので、アラートされた項目ごとに「こんな感じかな?」と、テキトーに捌く。はい、勿論、テキトーに捌いてはいけなかったのだ

 この時代のデンマーク王国イルヴィング家は息子のハーラルさんに2所領与え、残りの所領はデンマーク王イルヴィングさんが保有している状態でスタートする。
 スタートした直後から「イルヴィング、嫁死んだならお前結婚しろよ」だの「息子(継承者)も結婚しろよ」だのアラートが出るが、それに混じって「領地ない息子がいるぜ!」とアラートされる。これが問題で、息子の数が、領地と丁度同じくらいいる。はい、罠。
 息子に領地を与えると、領地は当人の意志に従って勝手にその土地を統治し始める。君主はあくまで統治者である王=イルヴィングな訳だが、税も兵も、自分たちの分の余りしか納めない。まぁ、その分勝手にその土地を運営し発展させてくれる訳だが・・・アラートされるがままに領地をバンバン与えてしまったのがいけなかった。気付くと領地が一個しかなくなり、召集出来る直轄兵がカスみたいな数に、税もいきなりなんか減ってる。何より問題なのが、息子ハーラルさんより所有する領土が少なくなってる。そして、息子ハーラルさんは性格特質に「野心的」な一面を持ってらっしゃる。早速、反乱を起こす息子ハーラルさん。領土を分け与え過ぎてこちらが弱体化したと見るや、王位継承権を力で捥ぎ取るべく立ち上がった訳だ。非常に解りやすい。

 なるほど、このゲームは、隙を見せれば息子でも命を狙いに来る。みんな自分の血統だけを残すべく必死。「領土をほいほいあげちゃう暗愚な王など俺が討ち取ってやろう」みたいな事吹いてたんだぜ野郎。

 かと言って、領土を全くあげないのが正解かと言うとそうでもないのが、おもしろ面倒くさいところだ。
 領土をあげないと息子たちは激怒しまくってどんどんこちらの印象が悪くなる=動きが悪くなり、国家の運営に支障を来たすのだ。勿論、継承者がはっきりしていれば、そいつだけを優遇し、残りは要職に就けず適当にしておくという事も出来るが、それには色々な手腕を発揮する必要がある。でなければ、連中は陰謀を企てえらい目に合わされる。

 結局、最初のプレイでは、スタート直後に大量に領土分割したのが響き、安定した国が維持出来ず、途中で突如ちょっかいをかけて来たポーランド王国に併合されたり、反乱で不安定になって王権だけ返してもらったりする状態が続き、スコア6000くらいで手詰まり。滅亡。
 最後は、もうどこの誰が正当な血筋なのか、いい加減訳が解らなくなってる間に突如他所の地方に飛ばした娘の第一長子が継承者となってしまい、そいつが血族ではなかった事でのゲームオーバー。うーむむ。


■評価システムが複雑に噛み合う事で発生する嫌な偶然

 しかし、以後のプレイで選択したアイルランドはデスモンド家のプレイで、初回のデンマーク王国は全然わかっていないプレイの割に結構存続していた、という事実を身を持って知る。

 なんせデスモンド家、プレイ開始数年後、やっと隣の所領に攻め込むかって時に、継承権があるはずの息子がいきなり親の伯爵を蛇で毒殺。お前待ってれば爵位が勝手に転がりこんで来るのに?!10年くらいなんだから待てよ!!!
 恐らく、学力が低く策力だけが突出して高いという変なパラメーターの息子の事を、誰かが唆したと思われる。なんて事しやがる・・・。
 また、親殺しをして後を継いだ息子に対して臣下の評価が低い低い。お前の尻を拭くの俺だよ?領地の運営が全く進まないわ、どう見ても隣の国に敵う兵力は整ってないわ最悪。
 そして追い討ちをかけるように肺病、腸チフスが連続で襲いかかる。途切れる間がないほどに。島国だから?何なの。

 結局スコア1500くらいで滅亡したりしなかったり。


■デンマークで再度

 何度かアイルランド諸侯でプレイするも、伸び悩みが続いて辛くなってきた。気分一新、再度デンマーク王国でプレイ。
 今度は領土分配も適度にし、反乱を抑えるために手をうち、邪魔臭い息子は先回りして陰謀を暴き、サクサクと投獄する鉄の意志を見せた。身代金を奪い国力低下も忘れずに。
 また、国内で息子同士が戦いをおっぱじめた時はしばし放置、兵が減った瞬間に称号剥奪を理由にして開戦、横殴りしてやった。てめえらいい加減にしろボケ。
 内乱なら、相手がすぐ近隣国と同盟していない限りは救援には時間がかかる。なので、包囲したまま兵糧攻めにして、士気を減らし、無血開場させてやれば良い。伏兵がこっちの本体を攻めても鉄壁の要塞化がなされている。フハハ!!数を減らして勝手に自滅するがいい!
 とかやってたら、なんか「残酷王イルヴィング」のあだ名がついた。なんでだよ。自分たちの思い通りにならないからって残酷とか言う方が残酷じゃないですか!!?歴史怖い!!


■とにかくジレンマの連続

 やたらとジレンマの多いゲーム。いや、縛りと言った方がいいか。
 国力を上げるには領土開発しかない。領土開発には金がかかる。金を得るには税金だ。しかし徴税担当の家令がしょぼいと反乱が起きる。家臣団から取り立てると家臣の評価が下がるし世代が変わらないと撤回も出来ない。金があっても技術が未熟だと開発出来ない。

 こうやって書いてると非常にマゾい・・・痒いところに手は届く。しかい掻く手が絶妙に足りない。それが、おもしろい。めちゃくちゃおもしろい
 膨大なパラメーターと取り得る選択肢がないようで、実はたくさんあるところとか。
 戦うには領土請求権などの開戦事由が必要とされるが、陰謀、諜報、姻戚など、方法はたくさんある。たくさんあるがそれが実を結ぶには遠回りしたり、時間をかけたりする必要があり、運にも大きく左右される。
 よく言われてるように「ままならない自由度の高さ」がほんと面白い。パラメーターバリエーションや、イベントが豊富なせいで、妄想余地もふんだんにあるし。

 まだまだやりたりない戦略がある。

 特に、宗教関係とか、婚姻関係の戦略については「うむ、面倒くさくなってきたからようわからんしこれで良い!」みたいなやり方をしている場面が多々ある。
 あと、最初のデンマーク以降、すぐに長子相続制に切り替えてプレイしていたが、領土が広がるまでは分割にしておかないと継承権のない次男次女からの陰謀連発で血族が全く育たないな、とか。


■とりあえず一度は神聖ローマのようになりたい

 なりたいさ。なれるものならなりたいさ。
 デンマークだって素養は充分のはずなんですわ。現代までなんだかんだ生き残ってるし、強国になれるはずなんですわ。
 歴史の波で飲まれて消えるのではなく、生き延びて生き延びて、スイスの田舎から繁栄したハプスブルクのように!!
 つまり・・・政略結婚に血道をあげるのだ!!!(前述の反省を活かしたプレイ方針)