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ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

GTA5をGTA4と比較して

GTA5 海外 近況 感想

 ずっと「GTA5」尽くし。俺です。

 いやー、ここまで楽しいとは。メインミッションで、どうにもなっていかない感じも、サブミッションで出会うキチガイたちも、ちょっとした会話も全部が楽しい。あー、楽しい。

 今日は現時点までのGTA5感想。

 

より広く、より深く、より混沌と

 体感では前作の3倍くらいある今作のマップだが、密度も含めて考えると5倍くらいに感じる。とにかく広いはずのマップなのに、どこに行っても何かが起こる。土地の特色が建物、走る車、生活する人の姿、諸々にはっきり表現されていて、更にランダムイベントが、その土地柄より象徴してくる。

 この立体感の立ち上がり方は、4のものとはまた趣が違う

 4ではリバティーシティーという一つの都市が多面的な顔を持ちながらもそれら全てを飲み込む、一つの存在として描かれていた。貧民街、華やかなメインストリート、工場地帯、全てがグラデーションで存在し、それぞれのブロックを象徴するサブキャラクターがエリアの性格を象徴することで、都市の異なる表情を描き出していた。

 5の立体感は、土地レベルから見ると明確なのだが、人レベルで見るとより混沌としているように思う。どの土地の人間も、その土地の色合いなりに病んでいるし、あるいは、土地の持つ色を浴びて生きている。4のギャング達のように組織立ったミッションが登場しないせいか、複数の勢力が裏の更に裏で蠢きながらも、マイケル達を矢面に晒して自分達は出てこない。

 

横道に逸れたくなる誘惑に満ちた箱庭

 基本的にアクションアドベンチャー色が強くなり、GTA3シリーズまでの豊富なアクティビティーが弱体化していた4に比べると、5はとにかくアクティビティーが唸るほど用意されている。

 レース、テニス、ゴルフ、トライアスロン、射撃練習、飛行訓練、どれ一つとってもそれだけでまぁまぁ楽しめるレベルのミニゲームがあり、しかも、キャラのパラメーターアップとしてフィードバックされるようになっている(大事)。特にテニスがふつうに楽しくてまいった(完全にマリオテニスなプレイフィール)。

 サブミッションから派生する収集や、ランダムイベントも豊富。蠱惑的な横道のせいで、まっすぐに目的地につけない感覚は、箱庭ゲームになくてはならない感覚で、その意味でGTAはキングオブ箱庭ゲームとして、カムバックしている。

 インターネットの充実や、友人との交流も含めると手が回らないほど。みっちりやっていると先に進まなくなる。

 

はっちゃけつつも社会派というか文化的というか

 4の時は、初回プレイこそ「カスタマイズやら自由度減ったなー」と、いまいちプレイに気が乗らないまま終わったが、二度目のプレイでは、登場人物たちの背景、ちょっとした会話、そして、DLCで見える錯綜した人物たちのドラマ、関係性の虜になった。ええ、GTA4にGTA3サンアンドレスを求めて買った人は、頭切り替えてやってみてはどうでしょう。アレはアレで傑作と思うよ。5では出来ないアイテム投擲や、暗殺、処刑ミッションとか色々出来て楽しいよ。あと、アイルランド兄弟とか最高。

 では、5ではどうか。

 多種多様なアクティビティー、無茶苦茶全開なメインミッション、多彩なキチガイ達のせいで、全体的にバカバカしさのアクセルが全開になっている今作は、しかめ面でハードボイルドな雰囲気を出しながら進んでいった4と比べると、全体的には明るい雰囲気が漂う。

 いやしかし、4で開花した現代の抱える病を映しだす、社会派な内容も健在なのが嬉しい。虚飾の街で虚ろな日々とまともな生活の狭間で揺れるマイケル。成り上がるための方法が犯罪しかないフランクリン。人種、ドラッグ、都市が許容する狂った世界。登場するキチガイたちも絶対にいない!・・・とは言いきれないような癖のある変態連中ばかり。一見明るいテイストだが、友人関係を築けるサブキャラクターも、交流すると抗いがたい状況に置かれ、それを言い訳に選択肢を狭めている事が見えてくる。重いなぁ!酒飲むか!!

 社会派なテーマ性とシニカルさのバランスが、アメリカを舞台としつつもイギリス制作のゲームなんだなと感じるところ。特に、今作は今までもにもまして、セインツロウ張りに下ネタ連発なんだけど、やっぱりアメリカってよりイギリスの匂いがするんだよなー(サンプルがモンティ・パイソンしかないんで恐縮ですけど)。

 主人公3人体制のおかげで4DLCで体験出来たドラマの錯綜が序盤から楽しめるのもおいしい。ミッションの中のちょっとした時間でも「24」さながらに「一方その頃」という感じでガンガン切り替わるのが楽しい。このスイッチのおかげでミッションのアクション部分にも幅が出来ていて、色んな遊び方を許容してくれている気になる。

 4では始終シリアストーンで進むものの、主人公ニコ自体は笑えるほどにガンガンのしあがっていった。一方、5は、4のDLCゲイトニーの如く、明るい調子で進行する癖に、主人公たちの置かれた状況が、全くどうにもなっていかないように思える。4では、ニコを操る組織がガンガン入れ替わり、そのたびに前の組織が没落していった。5では、マイケル達を動かす悪党は出てくるものの、あくまで個人として登場するのみで、組織としての動きは表立って描かれず、その上に更に何かいるような、全貌の見えない雰囲気があり、なんとなく皮膚の下で虫が這いずるような感覚がある。4と5で比較すると、進展の違い=街の違いに思えて面白いコントラストに見えてくる

 また、あらかじめ失ってリバティーに降り立ったニコと、偽物を手に入れてしまったマイケルとの違いも大きい。マイケルの手に入れたものは砂上の楼閣であり、FIBやトレバーの動きですぐにでも吹き飛びかねない。一方、何もないところからのし上がろうとするフランクリンはニコと同じポジションだが、寄ってかかるところの相手がマイケルなため、常に連鎖爆発の圏内にいる。今作をプレイしていて感じる不安感はこういうマイケルの背景にもよっているところが大きい。

 

何よりトレバー

 キャラクターという意味では、何よりトレバーが愉快過ぎる。

 ゲーム中、盟友のはずのマイケルから「地獄」呼ばわりされる野生の地獄、こと、危ないハゲ。もうこのゲームのツッコミどころを一身に抱えて爆走している。

 まず、登場シーンからして前作DLCをプレイ済みの人間にとっては衝撃的過ぎるが、その後も衝撃的に無茶苦茶。

 何より、地味に効いて来たのが、ミッション時以外でキャラをスイッチすると、スイッチ先のキャラの日常を垣間見ることが出来る演出が発生するのだが、このスイッチ時の演出でトレバーに切り替わると、大抵ほんとにろくでもない事になっているのがもう。なんかいきなり警官に追いかけられていたり、空き地で一般人男性を掘ろうとしていたり、ストリップバーから半裸で飛び出して来たり、ブリーフ一丁で橋に引っかかって寝てたり、知らん人の庭でブリーフ一丁のまま泥酔してたり、ろくなことがない。海を見てるマイケルや、バーからぼやいて出てくるフランクリンがものすごくまともに見えてくる。と言うか、開発はトレバーに注力し過ぎだろう(嬉しい)。

 トレバーと言えば、トレバーがらみのイベントの多くで明らかな規制カットが目立つ。

 顕著なのが局部露出シーンと、拷問イベントだが、以降、例えばヒステリーカップルとの修羅場などでも、描写を避けたような演出が見当たると「アレ?規制かな?」と思うようになってしまった。冷静に考えて、ハゲのおっさんが局部を露出するシーンや、ハゲのおっさんが移民を拷問するシーンや、ハゲのおっさんがヒステリーカップルに残虐ファイトするシーンを見たい訳じゃないのだが、妙な演出、説明不足にぶち当たるたびに「規制?」と勘繰ってしまうのが気持ち悪くはある。

 規制されるの自体はある程度諦めがつくものの、せっかく凝りに凝りまくって作られたゲームなのだから、規制についても、もう少しうまく回避して欲しいもんだ。

 

GTA4からなくなった要素もある

 基本的に、ほとんどの面で前作よりパワーアップしているGTA5。

 アクションはしやすくなり、都市として描写力は上がり、ディティールは更に増した。

 だが、GTA4からなくなったものもある

 例えば、話の一貫性の面。主人公三人制と、キャラスイッチによって、アクティビティーや自由度とメインミッションとの間に(ある程度プレイヤーに任されるものの)一貫性をつける事に成功している。が、反面、メインミッションそのものはどうしても散漫になりがちだ。4ではニコという個人を通すしかないため、結果、高密度の人間関係が形成されたが、5では三人に分散されるせいもあってか、4ほどの密度は感じられない。

 また、アクティビティー関連が充実した一方で、暗殺、処刑任務などのそれぞれの数が少々減っているように感じる。無駄に本数があるだけなのも問題だが(特に4の車両探し、粉運びは疲れた)、暗殺などの楽しい任務の数も少なめな感じで少々気にかかる。

 また、5の場合スイッチがあるため、結果、リアルタイム感を重視したシーケンスな演出がメインとなり、4の本編~DLCで見られたような時間交錯型の大がかりな演出が登場しない。ダイアモンドを巡る三つ巴を越えた絵図が見えた時の高揚を越えるものが見たい。今のところそういうものは登場しておらず今後(現在中国人カムバック中)の展開に期待してしまう。

 細かいところでは、現時点でカーセックス、雨中の傘が未確認状態。カーセックスは、出来たからなんなのか、という話で済ませるが、傘は結構気になる。嵐の中、セレブがビッチャビチャですけど。ほんと傘、無いんだとするとなんで削ったんだろうな。ロサンジェルス市民は傘ささないの?

 

まだまだ終わりが見えない

 今やっところプレイ60%くらい。

 キチガイサブミッションや収集のことを考えると、とてもじゃないがまだまだ終わりが見えない段階だ。交流イベントもあんまり見れてないしな。

 とりあえず小銭稼ぎを繰り返して、不動産をどんどん買って収入を安定させたいなー。稼いでも稼いでも、死んだら同じくらいの支出が伴うから、収入の方が多い状態まで持っていきたいっす。

 

 今日は以上。

 

 ※10/18ちょっと追記