ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

「影牢~ダークサイドプリンセス」

 アーマーブレイクにとり憑かれ、一向にストーリーが進んでいなかった「影牢ダークサイドプリンセス(以下、DSP)」だったがそろそろ別のゲームもしたくなってきたのでストーリーを集中的にプレイしてクリア。

 

 という訳で「影牢~ダークサイドプリンセス~」の感想。

 

 先に結論。

 「本ゲームはチャプター6以降、オート回避はもう強制と思った方が楽しめる」

 

  ※後日ちょっと修正

トラップコンボはやりやすく操作はしやすく

 基本的なことは、途中感想で書いたのでザクッと。

 TPSの標準と言っていい移動操作そのものは癖がなく、またトラップ発動も、事前に設定したトラップ順に発動してくれるため、一旦配置してしまえば、×ボタンをポチポチ押すだけで、トラップコンボが決まり非常に楽しい。

 地形、敵の種類を考え、トラップを試行錯誤する要素に、各属性ごとの成長要素や、メディウムによるお願い(任意の達成項目)が加わったことで、鉄板のトラップ装備になりづらくなっており、自然かつ任意で色々とトラップを試したくなる構成に好感触。

 更にこれも先日書いたが、アーマーブレイクの存在が、色んなトラップを試したくなる心に拍車をかける。あと、気持ちいい。パリーン!!弱点を首尾よく探り当て、まんまと鎧を破壊し、圧倒的な征服感で敵を屠る。パリーン!!(二回目)

 

しかし熾烈を極める難易度

 問題は非常に高い、高すぎる難易度。

 プレイ開始直後から薄々気づいてはいたが・・・中盤以降は狂気の沙汰に突入した。

 途中感想ではメディウムのお願いを聞いてしまう個人的な志向を「拷問サドのはずがいつの間にかマゾに」と書いたが、中盤以降、激烈な難易度にオート回避なしで耐える事こそがもっともマゾ行為。

 慣れない序盤こそ、オート回避装備で切り抜けた後、マニュアル回避に切り替え、ミッション挑戦などをしていたが、こと、1vs3基本になっていく中盤以降のストーリーミッションに関しては、はっきり自分の実力と忍耐では、オート回避なしにクリア出来なかった。

 囲まれた状態からのスタート。複数方向(含む視界外)からの波状攻撃。誘導性能のある魔法弾、動きを止めるスタン攻撃、えげつない暗殺者&ガンナーの二連射。殺す満々にも程がある世界であり、魔神は本当にこの世に復活する気があるのか問いたくなる。

 オート回避があってすら、スタン攻撃とガンナーについては、最早ハメ技の域。しょっちゅう登場する組み合わせでないだけ救いか・・・。

 さっさと敵を片付ければ、一時的に1vs2、1vs1の状況も作れる。が、大抵は一人倒して、次の敵を誘導している間に、増援が到着する。早い!早いよ!!主人公はまず自分に発信器が付けられている事を疑うべきだ。

 終始、変わらぬ主人公の体力に対して、苛烈さを増す敵の攻撃と、冗談のように増えるHPバー。ちょっとのトラップコンボで簡単に死なれても困るが、えげつないトラップコンボを決めても決めても立ち上がってくるゾンビさは精神的にかなりきつい。

 そうしてやっと1WAVEを乗り切ってもセーブは出来ないまま次戦に突入する。鬼か。

 

高い壁を克服した時に味わう達成感まで届けなかった

 激烈な難易度を前に、チャプター8以降くらいからは、マニュアル回避を一切諦め、ストーリーはオート回避。1vs1のチャレンジをする時のみ、マニュアル回避に切り替え、取得Arkをブーストするようになっていた。

 壁を前にして、修練・試行錯誤を重ね、壁を乗り越えた時の快感は大きい。しかし、この影牢DSPが用意した壁はもうなんか越えられる気がしなかった。修練の暇すらなく殺されたり、逃げてる間に自ら仕掛けにかかったり。ストレスがK点突破して放り出したくない。そんな人の為にオート回避はあるんだ!と思ったので、むしろ望んで使った・・・。

 この点、ほんとに残念。

 

オート回避前提として考えると。

 もしやこのゲーム、オート回避前提の難易度なのでは?と、考える事ですんなり話が済むのならいいが、そういう訳でもない。

 何せ、オート回避を使うと、序盤が簡単過ぎて、全然つまらないからだ。雑魚に負ける理由が皆無。使えるトラップも少ないから、単純に物足りない。

 自動的にタイマンになりがちなボスなんて、オート回避の前では最後までほぼ雑魚。マッチョのおっさんが唯一ちょっとビビらせてくれるだけで、後はちょっと硬い雑魚でしかない。

 更に解せないのが、プレイ開始直後、オート回避を選択するか提示する際のメッセージ。

 「取得Arkが半減します」

 自分の場合は、上記メッセージのせいで、如何にもデメリットが発生する初心者救済用という提示に感じてしまった。仮定の上の話で申し訳ないが、オート回避を前提にした難易度設定をしたのならば、デメリットを感じさせる情報を提示せずに、サラッとマニュアル回避に「取得Ark2倍効果」でもつければよかったはずだ。

 あくまで受取り方の問題だが、オート回避前提と考えるとチグハグな調整・設定が見受けられる為、純粋に調整不足・失敗の印象が強い。

 

とにかく回避や装備の仕様が死んでいる

 そもそも、マニュアル回避のクールタイムが長過ぎる。

 取得Arkが通常の状態になる一方あのクールタイムの長さは使わせる気がないようにすら思う。終盤付近では、回避一回の間に3~5発程度の攻撃はゆうに飛んでくる感覚。

 オート回避とマニュアル回避のクールタイムは同じ1秒にした方が良かったのではないか。あるいは、マニュアル回避でのクリアを推奨するのであれば、他アクションゲームに倣って、3回回避までクールタイムなしで連発出来るくらいなら、もっとマニュアル回避を使いたくなったかも知れない。

 

 また、同じように勿体ないと感じるのが装備仕様。

 別に見た目は変わらなくても良かったので、HPを倍にする服、防御をアップする服、回避の無敵時間を延長する服など、主人公自体の能力を防御面底上げする仕様があれば、後半の難易度も少しくらいは緩和出来た気がする。

 現状、装備の仕様は完全なるおまけでしかない。おまけで何が悪い、という話だが、度を越した難易度設定を和らげれたのではないかと考えると、如何にも勿体ない。

 

中盤以降でオート回避鉄板に切り替える事を前提として

 とまぁ、難易度周りでは散々なのだが、序盤はマニュアル回避、中盤からオート回避を前提として、遊んだだけの感想としては、全くダメな訳でなく、ちゃんと遊べて、緊張感も程よくあり、達成感もそれなりにあった。

 難易度他、ちょっとしたところで制作面の制約を想像してしまうが、コアになるトラップコンボの部分はしっかりとしており、最後まで楽しめた。

 もし「こりゃ無理だよ!」と思った人、ストーリーのみ、オート回避を鉄板にして遊んでみてはどうか。それでも適度に苦戦するし、十分楽しめる、はず。最終チャプターとかオート回避あっても結構死ぬよ!!

 きっついチャレンジの数々を全部埋める気にはならないが、アーマーブレイクはほんと楽しかったし、個人的には、勿体ない点もありつつ、十分トラップゲーを楽しんだ次第。

 

今日は以上。