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ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

ペルソナQ 序盤の感想

ペルソナQ アトラス ペルソナ 冒険者ギルド物語2 感想 RPG

 暇な時間を「冒険者ギルド物語2」に吸われていた。俺です。

 「ペルソナQ」の前に「冒険者ギルド物語2」の話。

 

冒険者ギルド物語2おもしろいよ

 冒険者ギルド物語2は、wizなどのRPGをモチーフにした、放置型育成ゲーム。

 やり始めた時は「iappに良さげなwiz系ないし、放置系のこれでも気長にやるかー」という程度の気持ちで、工夫もなく延々とダンジョンに向かわせてるだけだったんだが・・・。

 ただのレベル上げだけでは攻略が厳しくなり、ついったーの人たちとチャットでやりとりしながら攻略するようになってからプレイモチベーションが俄然向上。

 やっとノーマル難度での呂布戦までを突破したので伝説難度全攻略目指してキャラを更に育成中。修ロ、修マが続々と仕上がって来たぜ・・・フフフ。

 バグも多いし、細かいところで引っかかりも多いゲームなんだけど、ログ見てメンバーや装備を調整したりするのが楽しい。レアドロップを期待しつつ入念にセットアップした冒険者共を送り出し続ける日々。

 ファウスト!なんで行動0%にしてんのにハザード起こしてんだよ!おっかねえよ!!

 

 他、バイオショックインフィニットDLCなど色々やったんだけど、文章がうまくまとまらんので感想を放置中。インフィニットDLCの話ってより、DLCに対して最近自分のスタンスがどーちゃら、みたいな話になってしまうんだよな・・・。

 

ペルソナQ買った

 以下、ペルソナQ、序盤(両メンバー合流まで)の感想。

 

 クリア後の感想についてはこちら

 

 ダンジョンRPG(この単語、ふわっと定着しつつあるね)に対する欲求を「冒険者ギルド物語2」で収めていたものの、気休めっちゃあ気休め。どうやっても別物だし。

 ちゅーわけで、先日発売したペルソナQを購入。

 「剣の街の異邦人*1」もめちゃくちゃ気になるけど、箱しまっちゃったし、これはVita版待ち(発売いつですか)。

 現在、最初のダンジョンをクリアして3、4勢が合流を果たしたところ。

 大体プレイ時間7時間くらいか。結構ここまで長かった。

 

※※以下の文章で「世界樹の迷宮」に言及する箇所が多々あるけど3までしかやってません。

※※後日、先に進めて印象の変わったところを緑文字で追記

 

3,4を世界樹に乗せた合体スピンオフ

 雑に言えば、ペルソナシリーズでも人気の3、4のキャラを一同に集めて、世界樹と混ぜた、今のアトラス全部盛りゲーム。

 前提として、基本、このゲームはファンゲームだ。

 いや、しっかりゲームとしても面白い。

 面白いけど、ファンでないとついていけないんじゃないかって気がする。

 3、4それぞれの主人公から1名を選択してプレイ開始するが、冒頭、個別の作品についての説明はほとんどない。ある程度進めて合流すれば、お互いの自己紹介を通して色々説明がされ始めるが、そこまで約6~8時間はプレイする必要がある。全く予備知識のない人間、かつ、メガテン世界樹シリーズも未プレイの人間は当面置いて行かれる事必至。そこらへんは公式も当然わかってるようで、忙しい人のためのネタバレ動画が公式サイトで公開されている(スペシャル|PQ - ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス - 公式サイト)。

 しかし、売上に貢献しない発言で申し訳ないけど、上記動画を見たとしても、ペルソナ3、4どちらもプレイした事がないし、アニメも見たことない人間がプレイしても最高に面白がれるかしら。なんせテキストの7割くらいがキャラの掛け合いだしな。

 逆に言えば、シリーズファンならたまらんものがある。3、4のメンバーたちの変わらぬ姿を見れる上に、クロスオーバーという化学反応まで楽しめる。最高のやつだこれ。

 

世界樹ベースと思いきや、結構別物だこれ

 あくまでファンゲームとしつつ、RPGとしてもちゃんと楽しいのが素晴らしい。

 RPGとしてのベースは世界樹が元になっているのだが、プレイしている感覚はかなり違う。

 と言うのも当然の話で、世界樹はオリジナルキャラを作成してパーティー編成し、任意に育成しながら攻略するところが大きな面白みなのだが、このオリジナルキャラをペルソナのキャラにすると当然、育成幅は極端に狭まる。と言うかレベルを上げる・装備を充実させる、くらいしかプレイヤーの選択肢がなくなってしまう。購入前はここが不安な点だったのだが、その分、戦闘の選択肢を大きく広げているのが、サブペルソナの存在。

 今作では、元になった3、4とは違い、全メンバーがサブペルソナをセット出来るようになっている(ちゃんと設定での補強アリで安心のやつだ)。

 世界樹では、キャラ作成・スキルの選択で行っていた部分を、キャラの入れ替え、サブペルソナによって補う形だ。自分の場合、このサブペルソナの存在を知って、購入に踏み切った。

 メンバー入れ替えこそ、ダンジョン侵入前にしか出来ないが、ペルソナチェンジは戦闘中以外ならいつでも出来る。そのため、臨機応変に対応できるよう、ペルソナをチェンジし、ペルソナ合体でダンジョン攻略に備える事が重要になっている。世界樹の場合、現状メンバーで対応の厳しい場面に来たら、新規キャラを育てるか、装備、スキルの使い方を工夫するケースがほとんどだったわけで、ここは大きな違い(4以降はどうなってんのか解らないが・・・。ベクトルの違いなのでどちらが良いとか悪いではない)。

 また、サブペルソナ分のHP・SPはバトルごとに全回復するようになっている。これも大きな違いで、サブペルソナの使えない冒頭こそ、世界樹と似た感覚でバトルする事になるが、サブペルソナ以降は圧倒的に継続戦闘能力が上がる。

 いかにも世界樹を感じさせるマッピングについても、オートマッピング機能をオンにすれば特定のシンボルを任意配置する以外は触る必要なし。

 結果、全体的なプレイ感覚は随分違っている。世界樹ではなくあくまでペルソナQ。

 

ファンゲームだが硬派な難易度

 ファンゲームとは言え、全く油断させてくれないのがアトラス。

 ノーマル難度でプレイしていても、本作の戦闘は決してヌルくはない。

 サブペルソナのお蔭で継続戦闘能力が上がっている一方、個々のバトルは気の抜けない出来になっている。

 戦闘のベースはペルソナ3、4に準拠した、弱点を突くアレだ。

 攻撃時、敵の弱点を突くと、攻撃キャラはブースト状態に突入、次ターン、消費スキルのコストがゼロになる(これがますます継続戦闘能力を高めてくれる)。

 更に、ブースト時には追撃が発生しやすくなり、弱点攻撃で敵からダウンを取るほど、総攻撃(全員で全体攻撃)も発生しやすくなる。・・・と書いてると、えらく無双状態に聞こえるが、プレイしてみると全然そんなことはなかったぜ。

 弱点を突かないことには、追撃も総攻撃も滅多になっかなか起きない。

 むしろ積極的に弱点を突いてブーストしていかないと、すぐにジリ貧になって2,3戦闘しただけで帰還しなきゃならんようなバランスになっている。爽快感重視のペルソナ4とは違って、かなりじっくり目のバトル調整に感じる。

 サブペルソナの恩恵が大きいとは言え、レベルの差も侮れない。育成していないメンバー戦闘に参加させると、何を仕掛けてもダメージが出せず、一撃であの世送りにされるので、油断すると速攻でゲームオーバーになる(なりました)。

 なお、戦闘時の演出テンポは通常だとちょっと遅いので、オプションを変更したら大分快適に。楽しいです。

 

 弱点ブーストだけでなく、世界樹にあったような追撃・連携スキルが増えると、一気に楽しさと複雑さが増してきた。

 おそらく低難度ではそれらを気にしなくて勝てるよう調整されているんだろうが、サラッと楽しむってレベルじゃないほどハードな仕様だと思う。ままならないことも多い合体による継承とスキルの組み合わせで悩む悩む。

 合体によってスキル構成がガンガン変わるため、戦法は定期でダイナミックに変える必要がある。ここらへん世界樹にはなかった柔軟性。あるいは、せっかくハマった戦法を編み出しても、ペルソナ合体の際に諦める必要が出るのがストレスになる人もいるかも。自分はめっちゃ楽しい。

 

キャラの掛け合いが最高に楽しい

 ファンゲームとしての側面。

 4主人公で開始したため、4側の視点しかわからないが、時空が捻じれているおかげで、2年の時間経過を無視して、両陣営の出会いが実現している。誰の仕業か知らんがグッジョブだ。

 おかげで、鬼太郎ガッキー先輩も生きてるし(P3P?知らない子ですね・・・)、ゆかりは仲間意識から距離を置いてるし、真田先輩はまだ半裸皇帝じゃないし、アイギスはメカしゃべりのままだ。4キャラはフェスバーションとなっているのでマリーががっつりいる。

 とにかくプレイしていて思うのが、掛け合い、ボイスバリエーションの量。尋常じゃない。

 ダンジョン中のイベントはもちろん、戦闘開始前のちょっとした掛け合いなど、とにかくやたらとしゃべるしゃべる。

 一番びっくりしたのは、敵雑魚に対してのキャラのコメントバリエーション。3、4本編同様、敵は色違い使い回しも登場するのだろうが、それにしてもすごい事するなぁ・・・。

 両陣営共に、本編の事件はまだ進行中、抱えた悩みも解決していない事がちょっとした会話に現れ、そうした会話に本編を思い出せられ、非常に楽しい。

 ガッカリを引き受け、ツッコミまくり、気も配ったりしてますます良いヤツに見える陽介。菜々子がいないため孤立無援状態がやばいクマ。新しい仲間という言葉に「仲間・・・って」と引いた反応を見せるゆかり。早速地雷を踏んで自己嫌悪するページュン。お母さん扱いガッキー先輩。この先、他のキャラの掛け合いが楽しみだ。

 今のところ「え、そっちはメンバー同士の恋愛とかありなんですか!揉めねえの?」って発言が一番やばかった。キタロー、番長、揉めなくてよかったな。

 シリーズを重ねた事で、キャライメージがより鮮明となり、どのキャラも立ち具合で言えば本編以上に思える。ライオン敵に肉付きで挑んじゃダメよ、千枝ちゃん・・・。

 積み重ねた強みを生かす旧キャラ勢に対して、新キャラも負けていない。

 無口で、どこかの軍人バカを彷彿とさせる善も良い感じだが、玲の圧倒的食いしんぼう思考が圧巻。常に何か食べてるし、5パターンかそれ以上の食べパターンがあるな?力の入りっぷりがすごい。

 

 物語による牽引についてはそこそこ、と言った感じ。

 まだまだ輪郭がおぼろで、キャラたちの魅力にひっぱられてる部分が強い。

 ただねぇ・・・どう考えても本編とのつじつまを思うに、みんなこの出会いとかの記憶を失くすなりなんなりするのは間違いないと思うわけですよ。

 そこを思うと、非常に先が気になってくるよね・・・。

 

グラフィックと音楽

 世界樹風にアレンジされたキャラクターたちがめっちゃかわいい。やたら動く。パターン豊富。表情がいちいち良い感じ。

 これデザイン副島さんのままなのね、下手したら本編よりイキイキ描いてないか?

 ほんとアトラス、地味にめちゃくちゃモデリングうまい。イラストそのままの高精細な~というよりも、3Dモデルに落とし込むセンスが抜群という印象。

 ダンジョンの描写も充分以上の出来。

 

 サウンド面については、安定の目黒系。流石に近作ずっとこの調子なので、このテイストに耳慣れてしまった感はある。

 メニュー選択時などのSEが4と同じなので、最初にゲームスタートとした時に「あ、いつものペルソナだ!」って感じがすごくあった。

 

気になる点もある

 トータル、想像以上の楽しい出来で、非常に素晴らしいんだけど、いくつか気になる点もある。特に戦闘の部分で。

 序盤の段階ではサブペルソナの威力が大きく、お気に入りのメンツでゴリ押しが可能になっている。ファンゲームとしては、好きなキャラだけで進めて行けるというのは、大正解だと思うが、システムによる個性付けは弱まっているとも思えて、大いに引っかかる。ついでに「メンバーチェンジとはなんだったのか」という思いもないではない。(後述するが、全然そんな事はなかったちゃんと意味があった。)

 また、世界樹にあったような職業(スキル特性)の組み合わせによる妙、みたいなものが、キャラではなくペルソナで光るようなのも少し引っかかる。世界樹ならソードマンの追撃+属性攻撃職で火力大爆発、みたいなものは、そのキャラのイメージとなっていくのだが、本作の場合、戦闘での戦略の半分がサブペルソナに依存してしまう。これって、戦闘ではキャラよりペルソナが光ってしまってるような・・・。

 まぁ、ここら辺の事は、固有ペルソナの育成が進む中盤以降でないとはっきり言い切れないのだけど。

 

 と、書いたが、中盤にもならんうちから、サブペルソナだけに頼って偏ったメンツで進むのは無理がある気がしてきた。

 追撃や連携攻撃で大ダメージを出そうとすると、属性攻撃の幅をサブペルソナだけで賄うのは無理が出て来る。また、任意継承とはいえ合体も常に思い通り融通が利くわけではない。その時々の局面・手持ちペルソナに合わせて、メンバーチェンジもうまく使った方が楽になる場面があり、メンバーチェンジにちゃんと意味がある。

 

 戦闘システム以外の話では、ちょっと経験値が厳しい。(と思ったらちゃんと救済が色々あった)

 固定メンバーで進むなら適正な経験値にも思えるが、メンバーをちょくちょく入れ換えるとすると、ちょっと足りないような気もするんよね。差がついたキャラを育成する際に結構冒険しないと辛い。レア敵(はぐれメタル的なアレ)の出現確率や、今後のダンジョン難易度で話が変わってくるけど、序盤の現状では、経験値が辛目で、掛け合い見たさで入れ替えるのに若干の躊躇が発生するのはどうなのかしら、という風に思う。

 このゲームの場合ペルソナもガンガン育成したいから余計に気になるんよな。

 

 と、書いたらちゃんと考えてあった。

 エリザベスの依頼では全メンバーに経験値が入るので、かなり全体の底上げになる。

  また、ペルソナ育成については、素材にも使えないペルソナを生贄としてペルソナに経験値を与えるイケニエスプレッドがあった。おかげで素材にしづらいペルソナをガンガン使えてガンガンペルソナを育成できる。最高のやつや。

 

近年のアトラスゲームのファンなら間違いなく豪華なゲーム

 まぁ、序盤時点であれこれ気にしてもしょうがない。よって、一旦気になるところはうっちゃり投げるとして。大体やっとメンツが揃ってある意味これからだしな。

 

 基本は、ファン向けスピンオフゲームと言える。それを思うと、近年のアトラスゲーム全部盛りというのは、途轍もなく豪華なゲームだと思う。豪華な。面白いかどうかは各人でお考えください。俺は面白い。

 ダンジョンの歯ごたえもそこそこありつつ、面倒過ぎるほどでなし、グラフィックも上々。キャラの掛け合いが楽しく、戦闘も歯応えがあって、育成したり工夫をした結果はちゃんと返ってくる(今んとこ返って来てる)。

 ライトで、サクサクと手軽なゲームにしても良かったと思うんですよ。アニメで入ったキャラファンにもサクッと楽しんでもらおうと思ったらそれが正解じゃねえかと。でもこれ、全然そんな気がない。難易度落とせばそりゃ簡単にはなるだろうけど、そもそもシステムの込み入り方からして、もう全然ライトじゃないだろうって。

 色々あったり、作風も変わって来てはいるけど、アトラスはやっぱりアトラスだな。

 あと、結構このゲームのキャラを自分は好きなんだな、って気付いた。

 

 とりあえず続きを楽しみます。

 

今日は以上。

 

*1: 1キャラ5回転職やら生命点が減るとキャラロストやら涎物。エクスペリエンスのダンジョンRPGって何気に一度もやってないけど、これは絵や雰囲気も好みだし、すごくやりたい