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ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

「スーパータイムフォース:ウルトラ」

感想 DL専売 インディー 海外 steam アクション おすすめゲーム

 サウンドトラック同梱を買ってしまった。俺です。

 先日、「Super Time Force:Ultla スーパータイムフォース:ウルトラ」(steamページが配信開始になった。今なら10%オフ!!

 箱版をスルーして待っていたので即買い。

 ほとんど翻訳もせず、半分以上会話をスキップしてプレイしてみた。

 それでも楽しいよこれ。

 

※※通常1周をクリアしたので修正・追記

 

プレイ状況

 通常1周をクリア。ウルトラモードなる2周目や、条件付でミニミッションに挑むモードなど、手を付けていない部分もあるが、充分満足したので、ここまで。

 取得キャラはあと2体ほど未発見。

 

バック・トゥ・ザ・コントラフューチャー

 見出しは勢いだけ。


Super Time Force Ultra Gameplay Demo - IGN Live ...

 「スキタイノムスメ」で一気に有名になったカピバラゲームズが開発。

 このウルトラは箱で配信されたものの、パワーアップ移植。

 動画を見てもらえばある程度わかると思うが、ベースは横スクロール・シューティングアクション。

 ドットアートなグラフィックがチマチマとかわいく、かっこいい。

 一撃即死であるなど、パッと見は、魂斗羅以外の何物でもない。しかし、そこに時間操作のシステムが入ることでまったく別のプレイ感となっている。

 プレイヤーはいつでも任意に時間を停止(時間軸の外側から干渉しているんだろうか)させ、時間を巻き戻し、ついでにキャラを変更できる。

 ただ時間操作するだけなら、他のゲームでもよく見かける。ブリンクス、プリンス・オブ・ペルシャ、ちょっと違うところでビューティフルジョーなど。

 本作の時間操作が他ゲームと違うのは、時間を戻す前にキャラが動いた事実はそのまま残る点。敵を倒した、アイテムを取得した、という結果だけがそこに残る。時間の不可逆性・・・いやむしろキングクリムゾンかお前は。

 

システムで見せる一人SF戦争

 一撃即死の上、時間制限のきつい設計になっており、キングクリムゾンな時間操作を積極的に使わないとクリアはまず出来ない。

 時間を戻しても、敵への攻撃・撃破・アイテム取得、という結果は残っていくため、別時間軸の自分と同時攻撃を仕掛けたり、敵撃破時に吹っ飛んでいくアイテムを、先回りして取得したりできる。

 ただ、自分のミスも結果として残ってしまう。時間を巻き戻せば、ミスの事実をなかったことに出来る・・・ように思えるが、実際は残機(この表現、いい加減通用しない気がするな)がバッチリ減っている。

 時間操作で死の運命を回避すれば、別時間軸のキャラはノイズ塗れの半復活状態(存在が不確定?)になる。そのキャラと重なることで、現キャラに残機を溜めこみ、溜めショットをパワーアップ出来る。因果の収束みたいな表現でイカス。

 時間操作を繰り返すと、画面中の自キャラはどんどん増える。その全てが自分の軌跡だ。残機もメリメリ減るが、重なって融合すれば、アーマーのように、1キャラにどんどん残機を溜めこめる。一人でスタートした最初でも、一人でCOOPを演出し、一人で戦争を演出していくことが出来る。任意の高速リトライが重複し、多数の暴力となって、強敵をメタクソにする快感がここにある。あたかも死んだマリオ100人でクッパに突入する如く。

 


Super Mario Bros Time Trial - YouTube

 本当は、桜玉吉のアメコミマリオ最終戦*1を思い出したが、ちょうどいいのがないので、一緒に思い出した上記動画をどうぞ。

 これの逆ベクトルを自分で演出するようなものだ。

 

少し引っかかる点も

 引っかかった点は以下2点。

  • 多すぎる使用キャラ
  • 最初が一番きつい=どんなボスでも最後は圧殺

  攻略しているとキャラが増えていき、最終的に相当な数になる。キャラごとに特色もはっきりしていて、使用キャラを変えることで難局を突破しやすい事も少なくない。が、追加キャラによってゲームプレイが拡張される、ということはないため、ちょっと物足りなさもある。

 そもそも、通常の3キャラが使いやすく、この3人のみで充分攻略してしまえるため「気分を変える」以上の必然性が薄いように感じた。

 また、キャラが増えていった際、キャラ選択が面倒なのも辛い。おかげで、プレイが進む程に追加キャラを使わなくなってしまった。ウルトラになったことで、更にキャラが増えた訳だし、選択方法を変えてテンポを上げて欲しかったと思う。

 

 2つ目の難点だが、これはもうシステム上、しょうがないが・・・

 時間操作を重ねていくほど、こちらの攻撃は激化し、敵は攻撃の暇さえなく形態変化を重ねて、最後には一瞬で撃破出来る。爽快感はあるのだが、言い換えれば、最初の攻撃を乗り切ってしまえば、あとはボコボコにするのみ。そういうシステムなんだが、長丁場を前提としたボス以外は、少し物足りなさを感じたのも確か。

 

 

全ログが攻略を面白くする

 このゲームでは、ステージの最初まで全部巻き戻せる=攻略の全てをログとして残しており、ステージクリア後は、そのログがリプレイとして流れる。

 あそこで時間操作した方がよかったな、とか、あそこはグレランキャラでいった方が早そうだ、あのアイテム取り逃してる!などに気付くことが出来る。

 攻略リプレイ自体は他のゲームでもあるが、このゲームの場合、ログから読み解ける要素が多く、また、読み解いた内容をプレイに反映しやすい。

 おかげでリプレイを眺めるのが楽しくてぼんやり見てしまった。

 

FEZにも似た再構築

 ドットグラフィックに古典的なアクションゲームをベースとしつつ、時間操作を、手垢のついたものとはまた違った形で導入したことで、プレイヤーは過去の自分を重ねて叩きつけることが出来る。

 グラフィックが操作からは懐かしさを感じ、その懐かしさに、時間操作による新しいプレイ感覚が混じることで、自分はFEZと同じ息吹を感じた*2

 オールドからミートボーイくらい最近までの横スクロールアクションをぶっこんで作られた快作。

  カピバラゲームズの次回作にも期待したい。

 

 

 最後に、ちょっとネタバレを。

 

 

 まさか、勲章W眼帯ハゲオヤジが主役だと思ってなかったよ!!

 なんでラストああなったのかめちゃくちゃ気になるので、ローカライズされたらもう一度プレイしようと思う。

 

 

 今日は以上。

 

*1: マリオ漫画の最高峰

*2: しかし、FEZ開発者がアカウント削除するまでの流れは、関わる要素全部が清々しいまでクソで、続編への残留思念を完全に断ち切ってくれる酷い流れには苦笑するしかなかった