ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

「ウィッチャー3:血塗られた美酒」感想

 気付いたらクリアし終わったデータで、またウィッチャー3のニューゲーム+を始めていた。俺です。

 いや、本当に、最高オブ最高でした。

 

最新パッチについて

 本題であるDLCの感想に入る前に、最新パッチの追加内容について。

 思いつくまま箇条書きにしてみる。

  • 各種メニューUIの大変更
    所持品タグ内で道具が更に分類された
    マップがより縮小出来るように
    マップポイント名がより詳細に
    マップのフィルタが便利になった
    追加要素:新しい変異に合わせてアビリティーセット画面が変更
    既読書物が大百科に追加されるように
  • HUD表示がより細かく
    HUDの一括消去が可能なように
  • 敵レベルをキャラレベルに合わせてスケーリングするオプション追加
  • ウィッチャーの感覚使用時の魚眼効果をオフにするオプション追加
  • ウィッチャーの感覚使用時の色強調変更オプション追加
  • 未取得のグウェントを炙り出す書物追加(ホワイト・オーチャードでの最初のグウェントクエストで取得するか、ノヴィグラドのマップポイント「聖グレゴリー橋」南東の商人から購入できる)

 細かい追加ばかりだがどれも効果的で、より一層遊びやすくなっている。特にウィッチャー感覚使用時の魚眼オフと、書物が大百科に登録されるのはかなり嬉しい。

 未取得グウェントをあぶり出すアイテムは本当にガイド程度。各マップ単位で何枚未取得か解る程度であり、はっきりどこの誰が未取得カードを持っているかまではわからない為、未取得が残り数枚になった場合、結局マップ単位でのしらみ潰しなる。トゥサンのカードイベントみたいにクエストで明確に場所がわかればよかったのになぁ…(欲張り過ぎか)。

 道具UIの変更は嬉しい一方、相変わらず切替が重い。持ち歩く材料をガッツリ削れば軽くなるんだろうが…。錬金素材はともかく、お酒以外の食料とかは全部売り飛ばそうかな…。

 また、きっちり検証したわけではないんだが、どうもアクスィー第2モードが異常に効きにくくなったような気がする。てか、DLCの舞台トゥサンの敵には人・怪物によらず全く効かなかった。レベルのせいかは不明。

 

やっと血塗られた美酒の感想だよ!!まずはプレイ状況

 はい、やっとDLCの感想です。

 プレイ状況は、発見したクエストは全部クリア。マップポイントも全部埋めた。

 クリア時のレベルは53~54。複数のルートを確認。プレイ時間は正確にはわからないが、CDPRによる事前告知の通り、ウィッチャー2並みのボリュームでした。

 

陰気くささゼロ!素晴らしい景観のトゥサン

 ゼロは言いすぎた!でも、ほんとに雰囲気が全くちがう。トレイラーを見た時点で本編とはまるで違う色鮮やかさが目立っていたが、とにかく華やか。

youtu.be 本編の舞台は戦争中であり、大規模な戦闘直後でもあったため、陰気くさく、大半は沼地と農村。ヴェレンよりマシとはいえ、都市ノヴィグラドは猥雑な活気こそあれど、魔女狩りと非人間族を弾圧しているまっただ中で、明るい雰囲気には程遠かった。

 比べて、DLCの舞台であるトゥサンの色鮮やかなこと。まるで本編の鬱憤を晴らすが如く、野花は美しく、夜空の星も美しい。トゥサン中心地のボークレールの景観はまさにおとぎ話に登場する城と城下町。ノヴィグラドなど、あくまで北方の田舎、ちょっと賑わっちゃった港町でしかなかったと思わせられる(というかほんとにそうなんだけど)。

 まぁ、そんな綺麗な場所にも怪物ハンターのウィッチャーが呼びつけられるだけの理由はあるわけで…。

 

吸血鬼の饗宴

 DLCタイトル「血塗られた美酒」から想像されるとおり、今回のテーマはワインと吸血鬼。本編でも、エキムマーラ、カタカンなど少し登場したが、やつらは下級吸血鬼でしかない。DLCでは、過去作にも登場したブルクサなどを筆頭に、上級吸血鬼までがわんさか登場する。DLC一弾の「無情なる心」でも、戦闘が強化された印象があったが、敵は異能の極点である吸血鬼、更に戦いが激しくなっている。それぞれ個体差はあるが、高速移動・透明化・衝撃波・吸血再生とすさまじい異能を見せつけまくってくれる。おかげで、あんまり出番のなかった黒い血が大活躍!

 吸血鬼以外にも、植物タイプやムカデタイプの新しい敵など、数種が新登場。イグニ、イャーデンに出番を作ってくれる。植物タイプの敵は毒煙をばら撒くので、毒耐性の霊薬もたまに活躍(なくても勝てるけど)。うん、無情の蜘蛛も大概面倒くさい相手だったけど、植物は最高に鬱陶しい。何度ぶっかけされて死んだことやら。オラ、イグニを最大火力にして瞬殺してえぞ。

 

物語はどこかのんびりした調子

 ノヴィグラドの東を拡張するのみだったDLC第1弾に対して、舞台ごとドンと拡張された第2弾だが、物語はどこかのんびりしている。

 これは、合間合間にサブクエストを挟んだせいだけではないと思う。トゥサンの牧歌的な雰囲気にのまれたか、ゲラルトさんの捜査はいつもの切れ味を見せてくれない。断続的に勢いのある展開も見られるものの、全体のトーンはどうも間延びしているように感じる。後半は一気にダッシュを駆け、すさまじい展開が起こるが、状況を支える因縁が、巻き起こる大状況に対していまいち弱く感じられ、無情なる心に対して、今一歩劣ると感じたのが正直なところだ。

 

しかし、分岐がすごい

 物語の強度は無情なる心にゆずるものの、美酒の白眉は分岐の贅沢さにある。

 美酒の物語は佳境に至って数パターンへと分岐する。大きくは2パターン、その後の展開で更に分岐。そのどれもが、楽しい要素を含んでいた。分岐によって展開が違うのはもとより、ロケーションごと全然違う。まさかここまで大規模な分岐は想像していなかった。

 分岐先で訪れたエリアで、戦闘時にFF15体験版を思い出したのは俺だけだろうか。最近これやったぞ!ゴブリンだ!って思った。

 基本はボスと戦い、決着をつけるのがベストなのだろう。しかし、またあいつの顔を見れるパターンも捨てがたい。いや本編ENDの各パターンでもそれぞれ楽しませてもらったが、まさかDLCでも分岐を楽しめるとは(無情なる心も分岐あったんかしら…)。

 尚、ロマンスについては現在バグでシーンまるごと吹っ飛ぶようになっている。次回修正パッチを待つしかないが……見たいような見たくないような。

 また本編以外では、サブクエストのバカバカしさはなかなかのもの。特に銀行のやつと、男性器のやつ。銀行のアドバイスくれるあいつ、味出し過ぎ。誰なんだよ。男性器については、もうなんていうか…ゲラルトさんバカじゃないの。

 あと、ボークレールの娼館にいった際、とあるプレイについての話を聞いたけど、アレもめちゃくちゃ笑った。ダンディリオン、マジ最高。

 

DLCからの追加要素

 舞台、物語だけが美酒のおもしろみではない。

 美酒では、放浪の男ゲラルトさんに、ついに居住地が与えられる。ハウジング…というには一方通行の強化しか出来ないが、邸宅内では武器や鎧などを好きなように飾ることが出来る。とりあえず、使用しない流派装備とオフィル装備を飾ってみた。

 でかいのは、新しい変異要素。12個の新変異能力が増え、その成長によって解除されていく4つのアビリティー枠が追加される。

 12個の新変異能力のうちアクティブに出来るのは1つだが、かなり強力。とりあえず印メインに進んだが、アードに凍結追加がすさまじく強い。イグニと違って防御弱体はないが、凍結による低速化+ダメージが半端なく便利。クリティカルが出れば盗賊は即死して粉々に吹っ飛ぶ。錬金方面も多幸感あたりがかなり強そうで、解除が楽しみだ。全解除までは大量のアビリティーポイントが必要となるが、ある程度、ニューゲーム+を見据えた追加要素なのだろう。

 

バグなどについて

 バグについて。まずは、無料DLCクエスト「スケリッジの賞金首」のバグがやっと直っていた。今回のパッチ~DLCの流れで直ったのか不明だが、とにかく最後の人狼ホッピング無双に入って無敵になることがなくなり、やっとクリア出来た。

 トゥサンDLC分では、解決済みマップマーカー(財宝)が一点消えずに残ったままになった。アイテムは取得したので、マーカー消去フラグがうまくいかなかったか。本編でもよくあった現象だけど…。

 また、トゥサンに限ったことなのか不明だが、ファストトラベルをした際に何度か強制終了した。長時間連続プレイした時にだけ発生していたので、時々ゲームを終了させてれば起こらないかも知れない。でもこれ、セーブ間隔が長いと悲惨なことになりそうだな…。

 あとは、ロマンスシーンまるごとスキップされるバグくらいか。ロマンスシーン自体は見なくても話の流れに大きく影響しないものの、このシーンでスキップを連打してたら強制終了になった。リプレイする人は注意。

 

戦いの果てに

 終盤では、えらい展開が起こり、激闘が繰り広げられる。イグニで牽制+防御低下、イャーデンで待ち構え、エアロダイトで斬りまくり。ラストバトルは、本当に難易度ストーリー+アクション(ノーマル)だっけ??と思うくらい歯応えがあった。普通のアクションゲームみたいなことさせやがって…。もうクエン使ってる暇ないっす。付呪での自動発動分くらいじゃないかな…。

 そして迎えたラスト。

 なんというか、そんな演出があると思っていなかったで面食らったんだが……。無情なる心でオルギエルドが見せた最後の表情に匹敵する味わい深い表情。

 ゲラルトさん、本当にお疲れ様。

 ありがとう、CDPR。ありがとう、スパイクチュンソフト。ありがとう、ゲラルト。そんな気持ちでいっぱいになった。

 更に、全部終わってタイトル画面に戻るとまたビックリ。このタイトル画面の景色…DLC中のあの登場人物。いやぁ、やられた…。あらためて見ると、プレイ中に確信できなったのが恥ずかしいくらい。いや、ほんと最後まで楽しませていただきました…。

 

まだ休ませねえぞ!ゲラルト!!

 お疲れさまと言って、手に入れた邸宅に戻り、さて、もう本当にやり尽くしたかな?と思ったが。

 懲りずに手を出した「ドラクエヒーローズ2」をプレイしていたはずが、気付いたらニューゲーム+を始めてしまっていた。

 クリアレベルが53だったためか、ニューゲーム+をプレイするとデスマーチ難易度でもないのに普通に敵が強いのなんの。苦労して作った伝説級装備も一瞬で紙切れ。このへんもバランス調整入ったかな???

 序盤で受注できる高難度クエ「行方不明の兄弟」の推奨レベルが83とかそんなんだったので、多分これクリアする頃にはレベル90くらいになりそう。まさかウィッチャー3始めた時は思いもよらなかったよ…そんなレベルになるの。

 

 そんなわけで、もうしばらくはウィッチャー世界を楽しみたい。

 

 

 

今日は以上。