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ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

「龍が如く6 命の詩。」感想

龍が如く6 アドベンチャー アクション

 期待している「LET IT DIE」国内版が2月配信予定と発表され、これは来年もギチギチだなと思っている。俺です。

 1月に「ニューダンガンロンパV3」「GRAVITY DAZE2」2月に「仁王」「NieR:Automata」「LET IT DIE」3月に「Horizon Zero Dawn」。

 更にsteamで遊びたいソフトもたまっているので、完全に渋滞を起こす起こしている。嬉しい悲鳴が止まりませんなぁ。

 

 すでにプレイ開始した「サガ・スカーレットグレイス」もめちゃくちゃ面白いので今年は大豊作だ。

 

 

 さて、今日はメインストーリーをクリアした「龍が如く6 命の詩。」の感想。

 

プレイ状況

 メインストーリーをクリア。

 亜門はまだ倒していない。

 

久しぶりの龍が如く

 基本的な感想は、先日書いた「序盤の感想」と変わらない。

 

 初作以来プレイした龍が如くシリーズ。初代では侍道セガ流に作った感じの「ザ・国産のリソース限界」という感じの作りにガッカリしてしまい(今考えるとしょうがない)、その後は長らくプレイしていなかったんだが、完結作ということでプレイ。

 神室町尾道仁涯町は、どちらもオープンワールドというには狭いが、その分、きっちり作り込まれた景観で、等身大の街並みを味わえる。適度にアクセス可能な屋内は、ほぼ全てシームレス移動が可能(一部待ち時間が面倒なだけのエレベーターなどはブラックアウトでシーンチェンジしているあたりが和製ゲームらしい)で間断なく贅沢な体験ができるのは非常に楽しい。

 特に、尾道の景観は素晴らしい雰囲気。いい感じに寂れた商店街やスナック街の様子はシェンムーを思い出させる。

 

ライフシミュレーター要素は薄い

 国産の、箱庭・オープンワールド両方に全般で見られる「ライフシミュレーター要素」の欠如は、龍が如くでも同様。

 門外漢の自分でも、思わず唸ってしまうリソース配分(作り込むべき細部とざっくりこの程度で良いと割り切っている部分が絶妙)が生み出す景観は、多数のモブや、敵チンピラーズを表示しても、軽快な動作とローディングを実現している。しかし、ロケーションの素晴らしさ故、街の人々による生活感の薄さが強調されて感じられてしまった。トレードオフの結果だと思うし、何も、海外オープンワールド的な作りに追従するばかりが正しい道ではないが、缶ジュースを飲んだり、喧嘩に怯えて逃げたりする以上の人々が見たかったとは感じてしまったのは確か。

 

長すぎる本編が充実したその他要素を色褪せさせる

 最高のセンスで作られたサブストーリー群や、完全に間違えているが正しく力の入ったミニゲームについては、以前の感想でも書いたので、感想を割愛する。

 問題は、メインストーリーだ。

 いや、語られる物語自体には不満がない。似たような展開の繰り返しが見られたり、ゲーム的なバトルを満足させるためだけに突然の挙動をする人物が散見されたりするものの、めちゃくちゃ真面目なトーンでありながらも確実にB級な物語自体は、十分な出来だと思う。サイボーグの芝居はさておき、他の役者陣は奮っているし、多少のぎこちないモーションも目を瞑れる範囲。何よりたけしがかっこよかったので、個人的にはそれで十分だ。

 ただ、演出や配分については非常に疑問。

 なんせ長い。その一言に尽きる。

 長く続いたシリーズ完結作として、前シリーズまでの流れを踏まえつつ舞台を整える必要がある序盤はまだ我慢できたが、全編通して同じ調子で、演出の間がたるい。場面転換の度に一拍置くような時間があったりして気になる気になる。

 長い物語は、次第に充実した他要素の耐久力を上回ってくる。

 物語中、何度も同じようなバトルを繰り返させられるせいで、最初は簡単操作で楽しかったバトルも単調さが目立っていく。途中で格闘スタイルが追加されるなど、バトルが拡張されればよかったが、基本的に育成しても自動で発動するヒート攻撃のパターンが増える程度で、やってることは最後まで対して変わらない(無理にカウンター中心などの戦いをすれば変化はつけられるが…)。

 楽しいサブストーリーがある程度消化され、ミニゲームも大きな展開がなく、だんだん冗長に感じられ始めると、最初は密度を持っていた街も、どんどん空虚さが強調されてくる。それでもランダムで突発事故なイベントが起こるなどすればよかっただろうが、あいにくこのゲームにはそうした要素がない。生きた(ランダム要素のない)環境としての弱さが、空虚さを加速させる。

 ゲームプレイも話も、単体ではちゃんと面白い。ただ、とにかく長さと合っていない。雑な展開のわりに丁寧な演出で長い。あるいは長いのにゲームプレイの奥行きが足りない。エンディングを迎える頃には、無闇にかかる山下達郎含め、すべてを色褪せて感じさせてしまう。本当に勿体なく感じる。

 

龍が如くの「次」に期待が膨らむ

 全体的な感想としては、サブ面白かった、ミニゲームバカバカしかった、たけしかっこよかった、真島兄さんもっと見たかった。という感じ。プレイ最初は、シリーズもここまで進化していたんだなぁと感慨深く思ったものの、最後までそのテンションが持たなかった、長すぎて持たせてくれなかった。本編もサブもミニゲームも、ただボリュームバランスで失敗しているのは本当に惜しい。

 シリーズ完結作ではあるが、むしろ、今作で見せた技術を元に、次があればどんなものが出来上がるか、という期待を抱いた。今回は、ドラマとの噛み合わせが悪かったが、龍が如くスタジオの次を期待したい(スタジオ名変えるんかしら)。

 

 

今日は以上。