ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

「デウスエクス:マンカインドディバイデッド」DLCの感想

 早速、「デウスエクス:マンカインドディバイデッド」のDLCをクリアした。

 

 

おまけ+DLC2本

 おまけの一本と、「system rift」「A Criminal Past」の2本。

 あと、ブリーチも少しだけプレイしたけど、本編仕様を流用した、ショートなステージ制、アクション特化版という感じだった。別に悪くない出来だが、スポーツゲーム的にこれ遊ぶなら別のゲームするかな、という感じ。

 

 

 

まさかの小編

 本編は、伏線張りまくったまま終了。続編出るのかこれ?という状態だった。

 DLCで伏線回収はちょっと期待できない。しかし、せっかくのDLCだし、多少は本編の補完が行われるのかな…?と思ったら……全くされなかった。清々しいまでに切り離された独立小編として制作されている。

 

 

 

まずおまけから

 タイトル忘れた。ほんとにおまけと言う以外ない。

 本編にあった駅爆破事件に関して、新たな証言者が現れる。証言に基づいて、怪しい警備会社に侵入することにするアダムさん。もうステルス潜入が当たり前になりすぎて、正規の捜査手段を検討することすらしないアダムさん、流石。

 本編に組み込まれた1ステージとして違和感のない作りこみはされているものの、面白い展開も、意外性もなく、終わってしまった。うーん、短かい。

 新しい遊びの提示もなく、何故これを作ったのか???という疑問がわく一本。

 

 

 

「system rift」

 前作ファンには嬉しいプリチャード邂逅編。なのだが、尺の問題か、ドライな関係性だけが目立つ。二人とも互いに辛辣な態度で、バディ感は全くない。いや…もうちょっと…こう…なんか……。

 それはともかく、ブリーチの流用や、新トラップなどで、若干の新味を加えているのは好印象。あと一工夫あったらより良かった。

 プリチャードからのドサクサ依頼で、情報セキュリティ会社に侵入することになるアダムさん。ブリーチというゲームモードへ繋がる物語だが、そこは別に補強して欲しいと思わなかったよ。

 流石に、別売りDLCだけあって、ステージボリュームは結構ある。美術的に見応えはないが。オチは本編同様「より深い因縁が見え隠れするが全貌はわからない…」というもので、とにかくこの路線を貫くスタイルなんだな、ということがよくわかった。そして、ある種味わい深いものの、やっぱり面白いかどうかは別だという事も。

 最後に少し、アダムとプリチャード、お互いがデレたところは良かった。これが見れただけでも良しとしたい。

 

 

 

「A Criminal Past」

 今度はインターポール所属直後のお話。正直「うわ、本編の補強全くしないのかよ」と驚いてしまったよ。

 でも、ゲームプレイはこれが一番面白かった。

 陸地版アルカトラズ刑務所のようなところに潜入ミッションするアダムさん。入所直後にオーグメント能力を全て封印されてしまう。テイクダウンすら不能。マジで「普通のおっさん」になる。この限界縛りプレイ状態はなかなか新鮮。

 途中、制限されていたオーグメント能力を解放する選択があるのだが、道徳や猜疑心で微妙に葛藤させられるような流れになっていて、良い選択肢。いざ、オーグメントを解放すると、落差もあって圧倒的な能力に酔いしれることができる。

 逆に、オーグメントを解放せずに進めると、かなり手強い難易度が楽しめる。テイクダウン不能、ハッキングも無理、センサーもカメラも一時無効化できない。と言うかダッシュすら出来ん。ガチステルスきっつー!スタンガン最高ー!!手強い難易度の分、エリアを把握、目標達成ができた時の快感は相当強い。

 物語も、本編とは毛色が違い、プリズンブレイク+ミステリー風味で面白い。刑務所内での暴動というカオスな状況で、どんどんグレーになる敵味方。キャラも、本編に比べてアクが強いやつらが揃っているのでわかりやすい。過剰な含みを持たせることもなく、程よい余韻で終わるのも良かった。

 

 

 

期待したものではなかった…

 A Criminal Pastは少し目先の変わる展開を用意してくれたので楽しめた。が、全体的には、存在感があまり感じられない内容だった。むしろ、これを作る分の労力で本編の物語とステージを増やして欲しかった気持ちの方が強い(そうもいかんだろけど)。

 あと、痛かったのは、美術的な見どころがあまりなかった点。サーバールームも、荒野の刑務所も、よく出来ているんだけど、ほとんどのロケーションが、同じ文法の意匠に、平凡な色彩という感じで、一見の価値を感じた場所がなかった。意匠・色彩の凝った造りが、デウスエクスの大きな美点だっただけに、そういう楽しみがなかったのは寂しい限り。全編通して独特の色彩溢れる1作目→普通な色味も多くなったが、全体の密度は増した2作目→色々普通になったDLC、という流れは、どうにも辛い。

 

 

 

続編はいつになるんだろ

 DLCでは伏線回収がなかったので、不完全燃焼となったアダムさんの物語。果たして続編は制作されるんだろうか。とりあえず現時点では続編制作に入っていなさそう。もし続編があったとして、その間に「サイバーパンク2077」がリリースされちゃうと、かなりきつくなりそう。いやいや、逆に後出しの強みを活かした劇的な変化が…あったらいいなぁ(薄目)。

 

 

 

おわり