ヨコズキゲーム’

ゲームの事しか書いてない らじてんのブログ。

キングダムハーツマラソン、ついに3に到達。

 2/4の日記にマラソン開始と書いてから早3か月以上。

 ようやく「キングダムハーツ3」に到達しました。

 長かった。

 「せっかくだし、一作目からちゃんとプレイしてからにしよ!」と軽い気持ちで挑んだ、キングダムハーツラソンの感想。

 

 

これまでのプレイ状況

 「キングダムハーツシリーズ全部入り」である「キングダムハーツ インテグラルマスターピース」に収録のものを遊んだ。以下はプレイした内容。

 

 

 「→映像」となっているものは、映像作品として再編集されたものを全編視聴。

 プレイしたタイトルだけだと、計5本。バースバイスリープは3人分収録されているところ、1人目でやめたので、途中で投げたも同然。つまり、実質4本のプレイだったが、合間合間に別のゲームをダイナミックに挟んでいたので、かなり時間がかかった。

 

 

初作、やっぱり好きだな

 一本一本雑感を書いていく。

 まずは「キングダム ハーツ ファイナル ミックス」。

 冒頭部分こそたっぷりしていてなかなか始まらず、やきもきさせられたが、トラバースタウンに降り立って以降の各ワールドはサクサクと話が進んでいく。

 アクションのバリエーションなどは弱い分、シンプルで遊びやすい。パラメータが桁の少ない数字を扱っているためか、少しの差が大きく響くバランスで、意外と苦戦する場面もあった。

 世界の問題は解決しても、友人たち全員と離れ離れになってしまうエンディングは、今見れば完全に未完なんだが、オリジナル版をプレイした当時は、今後に希望を持たせつつ、続く3人の冒険を想像させてくれるいいエンドだな〜と思ったのを思い出す。最高のタイミングでかかる「光」はもはや卑怯。

 終盤近く、闇堕ちしたソラがハートレスになるシーン、普通ならもうちょい引っ張るかな?という展開だと思うが、カイリのヒロイン力であっさり元に戻る。久しぶりに見てもこの強引な流れ、すごい。

 バラエティー豊かなディズニー世界を旅してまわるという遊園地な内容と、雰囲気重視で細かい整合性をぶっ飛ばしながらサクサクと進む話運びは相性がよく、久しぶりにプレイしても結構満足度が高かった。

 

システムはややこしいが慣れれば楽しかった

 2本目「Re:チェイン オブ メモリーズ」。携帯機からのリメイク。

 デッキ構築要素とアクションRPGを混ぜた欲張りな内容で、システムに慣れ、デッキ構築の選択肢に慣れるまではきつい仕上がり。訪れるワールドが前作と9割同じなのも辛さを加速させる。

 ただ、デッキ構築のコツが解ると、幅の広い戦い方が出来る。ボスの行動に合わせてデッキを弄る楽しみも含め、最終的には1作目より戦闘を楽しめた。

 お話は、1作目と同じ場所を訪れ、少し違った物語を楽しみつつ、新たな敵13機関と戦う…というもの。そして、それをソラとリクそれぞれで行う流れ。リク編は少し短く助かるが、ワールド間の全く同じ見た目の回廊でしか話が進まず、牽引力が弱い。個々のワールドの話はかなり淡白な内容で、全体を牽引する13機関との話も回りくどく、小出しが過ぎる。

 好評を博した前作をうけ、以降のシリーズ化を前提に大きな敵を設定した本作だが、元は携帯ハードのゲームであるためこじんまりとした内容。13人中、いきなり6人を撃破させてしまう大胆な展開だが、限定された舞台のせいか、そういう印象は薄い。アクセルは魅力的だったが、完全に藤原啓治効果だと思うし、残りのキャラは魅力を発揮する前に使い捨てた感じになってるのがなんとも…。

 ほんと戦闘が面白くて助かった。

 

 

これがキングダムハーツ2より後ってのが信じられない

 3本目。映像編集版「キングダム ハーツ 358/2 Days」。これも携帯機からのリメイク。元はゴッドイーターのようなゲームだったのかな?ワールドは、またまた初作からの使い回しが多い+何度もミッションをこなすゲームだったようで、自分の苦手なタイプっぽい。ゲームとしてプレイせずに済んでよかったかも。

 発売順序的には「キングダムハーツ2」の方が先だったようだが、話の内容からして、今となればこちらが先としか思えない。

 感想としては、完全にアクセルのかっこよさ、藤原啓治の芝居を堪能する作品だった。

 ロクサスの境遇や他諸々の設定を理解するためにはかなり重要な内容でこれ見てなかったら以降の話において、かなりの数のキャラに感情移入し損ねただろうし、見て良かったと思う。

 

 

話が一気にごちゃつくナンバリング2作目

 4本目「キングダム ハーツII ファイナル ミックス」。

 作品内時系列的には、チェイン オブ メモリーズから地続き。だが、いきなりロクサスという少年の日常から始まるという飛ばし過ぎの構成がすごい。「俺の夏休み 終わっちゃった」という、エモ過ぎるセリフを言わせるためだけに、長い長いオープニングシークエンスが存在しているとしか思えない。

 358/2 Daysを先に見て本当に良かった。見てなかったら「俺は何をやってるんだ?」とかなり長時間思わされたはず。

  戦闘を含む各種システムは、概ね一作目同様シンプルな内容に戻っており、とっつきやすく遊びやすい。新要素のフォームチェンジが何故か一部の探索で必要な仕様となっているのだけ邪魔くさかった程度。

 ロクサスが一時退場して以降の本編は、基本的にはキングダムハーツ1を踏襲するサクサクとしたテンポになるものの、登場人物が増えたことで、どうしてもゴチャゴチャした印象が強い。ワールドは半数ほどが入れ替わり、以前登場済のワールドも、原作や外伝をなぞる豪華な展開が頻出して楽しい。ミニゲームも、記録を狙うとなると妙に難しいが、先に進むだけならそこまでシビアがじゃないのが嬉しい。

 物語終盤は、チェイン オブ メモリーズからの流れを一気にまとめにかかる展開が長く続く。「つまりこういうことだったんだよ!」の連続に、素直に「そうだったのかー!」となれればよかったが、話がいたずらに面倒くさくなっているとしか思えねえ…。若本、雰囲気出してりゃ全部計画通りに思って貰えると思うなよ。カイリがただの待つ女してないのは非常に良い。リクにヒロインの座を取られまいと奮闘する。が、やっぱり取られてると思う。がんばれカイリ。

 世界観や設定を補強する要素が多々登場したが、漠然とした部分も多数残っており、足腰が弱く感じられてしまう。制作側は別に2で終わらせるつもりもないので、後に続くシリーズがリリースされた後となっては、納得できるものの、これ、当時遊んでたら「で、なんだったん?」と思ってしまったような気がするな。アクセルのギルガメッシュみたいなかっこいい退場をブーストにして、勢いでラスボスを倒して終わった印象。

 面白かったのは面白かったが、シンプルだった1作目を良しとした人間には少し寂しかった。わかってたことだけども。

 

 

ほとんど流し見

 5本目。映像編集版「キングダム ハーツ Re:コーデッド」。

 数あるシリーズの中でも、珍しくハッキリ番外編と言える内容。

 バグったジムニーメモ世界を正常に戻すため、ジムニーメモに記載された、データ世界を旅しなおす内容。一応、ソラが多くの登場人物の思いを繋ぐ重要キャラであることが示唆されるが、別段これを見ていなくても、大丈夫だと思う。

 登場するワールドなどは慣れ親しんだ場所ばかりで、終盤の一部以外はほとんど見応えもない。キングダムハーツ飢餓が発生していれば楽しめる内容かも知れないが、逆だったので、ながら見するだけなのに結構時間がかかった。

 

 

手触りが固い!!

 6本目「キングダム ハーツ バース バイ スリープ ファイナル ミックス」。

 シリーズ一作目へ繋がる前日譚であり、3へ繋がる助走の第一歩目。

 3人の主人公キャラを任意に選択し、順番に遊ぶというスタイル。なのだが、さんざんキングダムハーツラソンしてきた人間には、3周分もワールドを使いまわす気だな!と思ってしまって非常によろしくない。実際そうだし。

 バトルシステムは、チェイン オブ メモリーズに近く、デッキのようにコマンドを組み合わせる内容。更に使ったコマンド内容に合わせてバトルスタイルを変化させられる。しかし、操作の手触りが固い。オリジナルがPS2だったり、逆にオリジナルから全面改修に近い変更があった他作品と違い、PSPからの移植ということで、グラフィック以外はほとんど未改修と思われる。キャラの動き、カメラなど、色々と動きが堅苦しいせいでバトルがあまり楽しめず。

 簡易いたストのようなミニゲームも面倒。遊んだ方が育成に有利なのはすぐわかるんだが、全く乗り気になれないため単になんでこれ入れたんすか状態。

 登場する各ワールドとキャラの絡みも希薄。格闘ゲームの背景かよってほど、ディズニーキャラのドラマは薄い。メイン主人公たちのドラマも然程盛り上がるわけでなく…。どいつも面白みがないんだよな…。他主人公でも遊ぶことでちょっとずつ世界への親しみがわく構造かも知れないが、そこまでやる気が持たなかった。漫画でも過去編は鬼門。1編終わった段階で、辻褄合わせに終始している以上の感想がなく、テラ編をクリアした段階で「よし、だいたいわかった」と次へ行ってしまった。

 

 

また捻った内容

 7本目「キングダム ハーツ ドリーム ドロップ ディスタンス HD」。

 キングダムハーツシリーズはナンバリングではなるべくシンプルなシステムを採用し、それ以外はシステム面で冒険する方針らしい。

 前作、バース バイ スリープに似たコマンド編集方式を採用すると同時に、フリーフローアクションやリアリティシフトというシンプルに派手な戦闘が出来る要素を採用。操作性も比較的良好。序~中盤はフリーフローアクションの判定が強すぎて、そればっか連発してしまう大味さが気になったが、後半はバトルスタイルを変える必要が出るなど、やりごたえもなかなか。

 加えて、モンスターを仲間にして触れ合うという要素もある。モンスターを育成し、触れ合ってアビリティを増やしていく。探索やショップ購入でも増えるが、パラメータをベースアップするようなものはほぼモンスター育成でしか手に入らず、その数の多さや、手探り部分が妙に多い仕様のせいで、この部分は余り楽しめなかったかな。

 今作では、ソラとリクが夢の世界へ行くことに。うん、いきなり訳わからんこと始めたな。ソラとリクの夢は繋がっており、時間経過でソラが眠りに落ちると、リクの操作パートに移り、逆にリクが眠るとソラの操作パートに移る。…なんだこれ。お互いがお互いの夢のような設定とシステムは面白いし、同じことを2周させられるより、2人を交互に進めて少しずつ全体を進めていく方が、自分の性に合う。しかし、最後までこの構造について明確に説明されることはなかった。一体なんだったんだ。

 意欲的だが、挑戦するために、無理矢理こね回してるようにも…。

 

 お話の方は、前作で存在が明らかになった、(多分)一番悪いやつがソラやリクの前にも姿を現し、さらにこれまでのシリーズボスが一体どういう存在だったのかわかる、というお話だった。それだけことが判明するためにゲーム一本を作ってしまう大胆さ。

 不満もあったが、前作では、明らかに添え物だったディズニー世界の扱いが、しっかりしたものであったこと、アクションもバースバイスリープよりは楽しめる内容だったので、結構満足できた。

 

 

余り進化しなかった「アクションの快感」だが

 今回、キングダムハーツラソンをして一番きつかったのは「アクションの快感」の弱さが、どんどん我慢できなくなることだった。

 一作目の発売は2002年。ドリーム ドロップ ディスタンスHDの発売は2017年。やれることは増え、スピード感は増したのだけれど、アクションゲームとしての根本的な感触はほとんど同じまま。ヒットストップは弱く、攻撃が外れたらコンボが始動せず、攻撃をキャンセルしてガード・回避が出せないし、ガードの出が微妙に遅い。回避後の硬直ももったりしている。ごく基本的な、アクションがいちいち微妙に気持ち良くないまま、15年。

 「オリジナルは17年前のゲームだし、あくまで『アクション"RPG"』だもんな~」という理由で許容出来ていた操作性なので、近年制作のものが同じような内容だと、そりゃ許容できなくなりますよ。

 そもそもこのシリーズは、アクションの快感を重要視してないのかも知れないが、それにしても、もう少し頑張ってくれてもいいんじゃなかろうか?という思いがプレイするほどに積もっていった。

 

 

それに比べて3は劇的に進化した!

 そんなドリーム ドロップ ディスタンスまでを考えると、「キングダムハーツ3」のなんと劇的なことか!!

 もちろん、ガチガチのアクションゲームに比べるとまだまだ弱い。あと、既存シリーズに登場した要素をボタンの許す限りどんどん積み上げていくのは、豪華な反面、戦闘を煩雑にしていると思う。けど、普通に走って飛んで殴って回避・防御するのが楽しくなっている。なんだよ!やれば出来るんじゃないか!(偉そう)

 基本的な仕様は同じ。地上コンボ一発目を外すと二発目は出ない。逆にコンボが繋がり始めると敵が途中で死んでもコンボが継続される。ただ、攻撃のインパクトで出るエフェクトが豪華、攻撃後の硬直が短め、オートターゲット+リーチ(敵方向への自動移動)が強め、敵のリアクションがしっかりしている、などの理由で、攻撃がかなり当てやすくなっている印象。スペックの問題で、カメラが引き気味かつ、敵がたくさん登場しても問題ないようになっており、敵がわんさか出るのでテキトーに殴っても近くの敵に攻撃が当たるので、攻撃をスカしてイラつく頻度が減っている。序盤ということもあるかも知れないが、動作の出足を敵に潰されるタイミングも減っているように感じる。でも、ガードの反応が鈍いのは変わってないのなんで。

 移動のストレスもかなり軽減されている。ちょっとした段差はオートで小気味よく飛び越え、味方キャラは自動で避けてくれる動作も気持ちいい。やけに細かい地形判定のせいで変なところに詰まったりするが、デバッガーみたいな移動をしなければ、さほど気にならない。

 新アクションの壁登りもシンプルなアクションで、ステージの縦構造を豊かにしていて良い。

 

 

ここまで長々と遊んで来てよかった

 17年分を一気に遊んでいるのだから、時間がかかっても当然なのだけれど。

 キングダムハーツ3は、オリンポスをクリアした時点でも、これまでのシリーズを遊んでて良かったという気持ちがわいた。

 ナンバリングしか遊んでなかったら、ほとんどの話が意味不明でどうでもよくなりそうだ。アクションRPGとしてそれなりに楽しめるだろうけど、冒頭のチェスシーンからして意味わからんだろうし、ゼアノートって誰だよ!ってなるよ。目覚めの力とアクアと闇の世界の繋がりもなにもわからんって、もうそれ各ワールドで起こる出来事以外一切わからんってことでしょ。こわ*1

 長々とシリーズプレイしたから変に感動してる?間違いなくそれはあると思う。というか、長々プレイしなかった俺はもういないので変に感動してるか区別する必要がない。とにかく感動している。

 

 正直、数日前に新しく公開された「FF7 REMAKE」のトレイラー見た時は、見栄えはある意味すごいけど…アクションゲームとしてはどうなの…??と思ってた見てた。

www.youtube.com

 トレイラーを見ながら「つい最近出たドリーム ドロップ ディスタンスでアレだったしなー」なんて思っていた。

 でも「キングダムハーツ3」のおかげで楽しみに待つことが出来そうだ。更にアクションとして磨きかかるんでしょ?別にアクションとして難しくならなくていいけど、触った感触がこれより気持ちよくなるんだよね?頼む。

 そうだよ、アクションRPGだろうが、攻撃があるんなら、まずはその基本となる攻撃をするだけで気持ちよく作って欲しいよ。まるで棒切れみたいに素早くバスタードソードを振るって、強烈な攻撃が決まったらインパクトでヒットストップして欲しいよ。「ドッギャーン!!」の「ドッ」のとこで一瞬止まって欲しいよ。

 

 今のところ、キングダムハーツ3は非常にいい感触なので、このまま最後まで楽しめるといいな。

 早くリア出てこい。

 

 

 

今日は以上。

*1: シリーズ飛ばしてアベンジャーズエンドゲームをいきなり観るのとどっちが意味不明なのが誰かに試して欲しい